「さすが午前10時の映画祭❗️ちゃんと休憩があるのがありがたい」マイ・フェア・レディ グレシャムの法則さんの映画レビュー(感想・評価)
さすが午前10時の映画祭❗️ちゃんと休憩があるのがありがたい
オードリー・ヘップバーンの美しさは、何度見てもため息が出ます。字幕を見て彼女の表情を見逃すのがもったい無いので、ストーリーは追わずにヘップバーンの顔と仕草を中心に堪能させていただきました。
あらためて見直すと、ヒギンズ教授の歌やセリフの中の女性観はとても差別的で、現在の感覚では間違いなくNGですね。でも、人の気持ち(女性に限らず)を理解できない自分の至らなさを、相手のせいにしようとする性向は、自分の頭で考えることが苦手な男に多いので、今でも他人事ではない。
もうひとつ、久しぶりの鑑賞で気づいたこと。
ヒギンズ教授の母親とピカリング大佐の二人が、人間の善性をこんなにもハッキリと代表して描かれていたこと。もちろん、上位の階級にいる者からの上から目線的なものではあるけれど、この時代の作品としては、かなりの配慮だと思います。また、イライザの父親が見せた、金持ちになることへの微妙な恥じらい(中産階級のプライドなんて現金の前では…)もさりげなく人間性の複雑な一面を示しており、なかなか深い映画であることも分かったのでした。
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グレシャムの法則さんのコメント
2023年4月30日
美紅さん
こんばんは❗️
私も詳しくは知らないのですが、かなり前の映画祭で、『サウンドオブミュージック』をやった時もインターミッション(一応、休憩という字幕も出ます😁)がありました。そういえば、『2001年宇宙の旅』もあったような…(記憶に自信はないのですが)
なるべく公開当時と同じ雰囲気を壊さないようにしてるのかも⁉️