「吹替問題」マイ・フェア・レディ kossyさんの映画レビュー(感想・評価)
吹替問題
歌はオードリーの声じゃないと知ったときから違った目で観るようになってしまった。変ななまりの台詞の後に綺麗な発音の歌が来るからおかしいとは思っていたのだが・・・王様が出てくるところの歌とエンリー・イギンズの歌は本人のような気もするのですけど、このだみ声の歌のほうがが好きだ(笑)。その吹替えという理由やジュリー・アンドリュースを起用しなかった理由により、オードリーだけが何の賞も獲らなかったという事実も興味深い(同年主演女優賞は『メリーポピンズ』のジュリーアンドリュース)。
しかし、この映画の中の音声学というのも不思議な学問だ(笑)。どちらかというと方言学といった感じで、日本国内の方言の違いがわかるようなものなんでしょうね。
ビー玉を飲み込んだときのオードリーの表情、ヒギンズ教授がコーヒーカップを帽子の上に乗せるシーンなどは何度も見たいものだ。
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