劇場公開日 2000年11月3日

マイ・ドッグ・スキップのレビュー・感想・評価

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4.0【”アイツには、友達が必要だ。”苛められっ子のひ弱な男の子が誕生日に犬を貰い、大親友になり、恋、友情、死、戦争の悲惨さを子供心ながらに学ぶさまを描いた佳品。そして、少年は青年になるのである。】

2024年4月9日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

楽しい

知的

幸せ

■1942年、ミシシッピーの片田舎ヤズー。
 8歳の少年ウィリーは内気な性格から孤独な毎日を過ごしていた。
 そんなウィリーを心配した母親エレン(ダイアン・レイン)は誕生日に子犬をプレゼントする。
 以来、スキップと呼ばれた子犬はウィリーの大親友となる。

◆感想<Caution!内容に触れています。>

・スペイン戦争で片足を失った父ジャック・モリス(ケヴィン・ベーコン)が、息子がウィリーのお陰で逞しくなっていく様を優しい目で見て、フットボールをするシーン。

・ウィリーの憧れだったディンク(ルーク・ウィルソン)が第二次世界大戦の戦場で逃げ出し、コッソリとタクシーで帰って来る姿。
ー 片手には、密造酒を持っている。-

・ウィリーが苛めっ子たちから”墓地に一晩居たら、認めてやるよ。”と言われ、密造酒を運ぶ大人達とイロイロ有りながら、朝を迎え友達になる様。

・ウィリーが可愛い女の子リバーズと仲良くなるも、野球の試合の途中で乱入してきたスキップを殴ってしまい、彼女から怒られるシーン。
ー スキップはいなくなり皆で探すが、密造酒を隠していた倉庫で発見され、密造酒を作っていた男に殴られ傷を負うも、それを止めるディンクの姿。-

<今作は、苛められっ子の男の子が誕生日に犬を貰い、友達になり、恋、友情、死、戦争の悲惨さを子供心ながらに学ぶさまを描いた佳品である。>

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NOBU

4.0感動!

2018年9月18日
iPhoneアプリから投稿

男の子と犬の友情物語。

ありきたりな組み合わせだけど、本当に感動した。

子供にも見せたい作品です。

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ジジ

4.0元祖(?)「いぬのえいが」

2009年10月23日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD、VOD

泣ける

楽しい

幸せ

冒頭から映し出される
'50年代の古き良きアメリカの田舎町の美しい映像を観ながら、

「なんかありがちな展開だな…。」

「ん?待てよ…」

「・・・・・・!」

「あ…。観たわコレ…。」

そうです。またやってしまいました。
みたい映画リストにあった『マイライフ・アズ・ア・ドッグ』と勘違いして
観始めたこの作品。何年か前に観ていた記憶が甦ってきました。

たまにありますよね(笑)

まぁせっかくなんで(GyaOでたまたま無料配信中だったので・・・)そのまま鑑賞。
うろ覚えだったストーリーを追っていくことに。

結果。大満足でした。

以前見たときから年月も経過していて
その間にいろんな映画を観て自分自身も成長しています。

言ってみれば子供の頃に観た作品を大人になってから見直した感覚。
とは言っても公開はそれほど古いわけではないのですが
映画にハマって観方も変化してきていたので、ある意味ではそれを実感するいい機会でした。

軸となる子供と愛犬との成長物語は分かりやすい展開で素直に楽しめます。
そこに絡んでくる、親と子の関係、戦争の傷跡、人種間の溝などなど
豊かな人間描写が随所に散りばめられて大人の鑑賞にも充分耐える充実の内容。

加えて個人的にツボなのが、冒頭に書いた'50年代の古き良きアメリカの空気。
ぶかぶかユニフォームの野球少年、コカコーラのブリキ看板、豊かな緑の街並み、
旧式デザインの自動車、キャスケット&サスペンダー…etc.
よく例えに出される“ノーマン・ロックウェル”の世界観そのものです。

最近邦画で“犬”をテーマにした作品の公開が続いていますが
某作品の「マリモ」で涙した犬好きの方なら感情移入間違いなしの
元祖(?)「いぬのえいが」とも言える作品です。
どちらかと言えばネコ派の僕でも最後はうるっとしてしまいました。

子供から大人まで。イヌ好きからネコ好きまで(笑)。
どんな人も広く満足できるとてもいい作品だと思います。

※他サイトより転載(投稿日:2008/05/01)

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