「塗る、塗る、塗る・・・」マイ・スウィート・シェフィールド kossyさんの映画レビュー(感想・評価)
塗る、塗る、塗る・・・
自然と送電線との調和を見事なまでに映像美に仕上げていた。しかも人間を大事にしている。失業者たち、旅人の心が沁みこむ様に伝わってくるのです。この自然と鉄塔と人間のバランスが観る者を飽きさせない不思議な魔力を持っている。
しかし残念ながら終盤では、旅立つ者の心理が上手く表現されていなく、緊張感が途切れてしまうのであるが、事故や雇い主側のミス等が一気に溢れ出てきているので、怪我の功名のごとく気持ちよく終るのです。
レイチェル・グリフィスの見事な脇毛にも感動したが、何と言っても脇役のボブ(アンディ・サーキス)がいい!
コメントする