ホワイト・クリスマス(1954)

劇場公開日:

解説

パラマウントの新方式映画ヴィスタビジョンの第1回作品で、アーヴィング・バーリンの原案作詞作曲になる色彩ミュージカル。製作は作曲家出身のロバート・エメット・ドーラン(「聖メリイの鐘」)で、「青いヴェール」のノーマン・クラスナと「あの手この手」のティーム・ノーマン、パナマ=メルヴィン・フランク3名の合作のシナリオから「エジプト人」のマイケル・カーティスが監督した。撮影は「巨象の道」のロイヤル・グリグス。「失われた少年」のビング・クロスビー、「あの手この手」のダニー・ケイ、「楽しき我が家」のローズマリー・クルーニー、「土曜は貴方に」のヴェラ・エレン、「聖衣」のディーン・ジャガー、メアリー・ウィクス、ジョン・ブラッシア、アン・ホイットフィールドらが出演。

1954年製作/アメリカ
原題:White Christmas
配給:パラマウント映画会社
劇場公開日:1954年12月17日

ストーリー

1944年冬。有名な人気歌手のボブ・ウォレス大尉(ビング・クロスビー)や芸人のフィル・デイヴィス(ダニー・ケイ)の属するアメリカ陸軍の第151部隊は前線でクリスマスを迎えたが、部隊長ウェイヴァリー少将が転任と決まったので一同の表情は淋しそうだった。そのとき敵機の爆撃が始まり、ボブは危いところをフィルに救われた。戦争が終わり、除隊したボブとフィルはティームを作って舞台に出、大成功を収めた。2人は更にティームを強化しようとしてマイアミのナイトクラブに出演しているベティ(ローズマリー・クルーニー)とジュディ(ヴェラ・エレン)を見に行き、たちまち、ボブはベティが、フィルはジュディが気に入って、2人をヴァーモント州パイン・トリーへスキーに行こうと誘った。4人がパイン・トリーに着くと、まだ雪がなく、しかもがら空きのホテルの主人はウェイヴァリー将軍だった。ボブは将軍自ら下働きする姿を見るに忍びず、客集めにホテルでショーを催す計画を立てた。ボブに呼び寄せられて芸人はぞくぞく集まってきた。ボブとベティは互いに好き合っていたが、どっちも口に出しては言えなかった。ボブが将軍には内緒でニューヨークへ行ってテレヴィに出演し、旧第151部隊の将兵にホテルへ来るよう呼びかけたのを、ベティはショーの宣伝に将軍を利用したものと誤解して一座から去っていった。やがてクリスマス当日、ボブ以下一同は軍服を着て将軍と対面した。そこへ誤解のとけたベティも駆けつけ、折りから降り出した雪のなかに“ホワイト・クリスマス”のショーが幕を切っておとされた。そして、ボブはベティと、フィルはジュディと抱き合った。

全文を読む(ネタバレを含む場合あり)

スタッフ・キャスト

全てのスタッフ・キャストを見る

受賞歴

第27回 アカデミー賞(1955年)

ノミネート

主題歌賞
詳細情報を表示

関連ニュース

関連ニュースをもっと読む

映画レビュー

1.0戦争の頃はよかった…?

2023年10月24日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

寝られる

ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 0件)
777

5.0ラブコメしっとりミュージカル

2022年10月15日
PCから投稿

ストーリーがしっかりしている。

黙って観てほしい作品。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
miharyi

2.0ローズマリー・クルーニーはジョージ・クルーニーの叔母さんだ。顔立ちよりも目が似てる。

2018年12月18日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

 ストーリーはホテル再建のためにエンターテイメントのショーを企画することが中心。列車の中でのアカペラとホテルのステージでの彼らの歌がすごいよかった。

 しかし、彼らはサンドイッチが好きだなぁ・・・マックやドーナッツがないからしょうがないのか?1954年にしてはミニスカートがかなり出てきたけど、時代を先取りしてたのかなぁ。

 舞台装置はホテル内だけは派手だけど、お粗末なセットが多く愛嬌があった。最初は戦争のシーンなのでどうなることかと心配したけど、戦争が終ってるのにも拘わらず軍隊を鼓舞するかのような終盤のシーン。結局は戦争好きのアメリカ人を煽って、「みんな軍人になろう♪軍隊に入ってもクリスマスはあるよ♪」と呼びかけているだけのような気がしてきた。。。なんだろな、これは。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
kossy

5.0感動!感涙!最高峰のエンターテイメント!

2018年10月11日
Androidアプリから投稿

正にマスターピース
最高、最良のミュージカル映画
誰もが知る最高のクリスマスソングを冒頭とクライマックスに使い、その他も珠玉の名曲が満載
ビングクロスビーとダニーケイ、お相手の女性二人、歌唱、バックダンサー、脇役陣、衣装、舞台装置、振り付け、撮影、脚本
もうなにもかも最高峰
観終わった後、幸せな気持ちと至高の満足感が残されます

クリスマスには是非、大切な人とご覧になってみてはどうだろう
いい思い出のクリスマスになると思います

コメントする (0件)
共感した! 0件)
あき240
関連DVD・ブルーレイ情報をもっと見る

他のユーザーは「ホワイト・クリスマス(1954)」以外にこんな作品をCheck-inしています。