「子供の目線を描ける大人ってどういうことなんでしょうか?」ポネット osincoさんの映画レビュー(感想・評価)
子供の目線を描ける大人ってどういうことなんでしょうか?
フランス人は強いというイメージを裏切らない。
父親がまず、強い。
ハッキリとした物言いは清々しい。
こうやって凛々しいパリジェンヌが形成されていくのかしら。
これ、演技ですか?
子供達の会話のシーン、どうなってるんでしょうか。
荒唐無稽な内容でも成立する会話や、ちょっとエッチなやりとりとか、ほんとリアル。
台本、脚本どうなってるんでしょう。
子供達に勝手にやらせて、自然に撮ったような。
そして、服がとても可愛い。
フレンチ定番のベーシックなものなので、1996年の作品でも全然古くない。
ざっくりしたニットも襟の形がかわいかったり、グレーやブラウンも色味がキレイだったり。グリーンのニットにジャンパースカートとか。今でもナチュラルテイストのお店で毎年並ぶようなもの。
自分も確かに子供だった頃があって、
ある時までは、この子供心はずっと忘れちゃいけないと思っていて、面倒を見るのも好きだったはず。
それがいつの頃からか、神聖すぎて触れ難くなってきました。
色んな意味で子供や動物は先生だと思っているのですが、透明で純粋なパワーでこちらの汚れが見透かされてしまう気がするのかもしれません。
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ここからはまた脱線。
算命学や四柱推命では、十二運星といって、胎児期、成長期、青年期、熟年期などを経て、絶命するまでの期間を十二パターンに分けて性質を捉えます。動物占いの12種もそれに当たります。
監督たちの十二運星がなんなのか気になります。
Eテレや、子供向けの商品を開発する人たちも気になります。
自分も子供性があるから理解出来るのか、達観してるから出来るのか。そもそもそんな共通点など全く無いのかもしれませんが。。
今のところ気学で見ると、映画人や漫画家さんは本質に女性星を持つ人が多いです。
何かを通じて間接的に表現する人は、調和や支えといった女性力で、主役達を輝かせるのかもしれません。