ボーイズ・ライフのレビュー・感想・評価
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ドワイトの教育は根底に愛が無い
厳しい教育=悪ではないはずだ。しかし継父のドワイトの教育方法はどうみても酷い。それはなぜかを考えてみると、その教育の根底に愛が無いからだろう。自分が気に入るような都合の良い存在にしたいだけ。厳しい教育の結果、相手に成長して幸せになって欲しいという気持ちが無い。だからトビーが大学に進学するのも邪魔しようとする。トビーに幸せになって欲しいという気持ちが根底にあるのならば、2人の関係も大きく変わっていたことだろう。
世の中のパワハラをする人間は、皆似たような思考なのだろう。教育は口実で、自分が威張って気分良くなりたいだけ。そんな歪んだ思考の男を、ロバート・デ・ニーロが上手く演じられていた。
もう一つ思ったのが、付き合う相手は選ばなければいけないということだ。不良まがいのことをして周囲に迷惑をかけて、怠惰に過ごす人間と付き合って得られるものなど何も無い。それどころか自分の人生の足を引っ張るだけだ。トビーは大学進学によってそこから脱出できたのは幸運だった。
さすがのロバート・デ・ニーロとディカプリオ
キャストだけで観ようと思う2人です
この2人だけで観応え十分
ストーリーはというと、この2人じゃなかったら観るかなぁ…という感じ
結局子供は親に振り回される存在という事なんだけど、辛くても子供時代をしっかり生きていたらその後の人生は自分次第
「この家はおれの家だからおれの言う事をきけ」っていう親は最低だと改めて思ったし、子供は親の持ち物じゃないのにね
そもそも家って家族全員のものだし
でもあんな父親に育てられながらも実の子供達は素直な感じで良かった
ストーリーより2人の演技に満足で、若い頃のディカプリオはホントに美しいレベルです
切ない
古き良き?時代を描いた古い映画だった。
よく耐え抜いたね…としか言えない作品だったけど。
まぁ、男を見る目が無かったお母さんが敗因だったかね。
それと、こんな環境でも、子供は育つんだね、と。
継父の実子達も、よくぞここまで良い子(多分)に育ったなぁ。
末っ子はあのまま暴力父と暮らさざる得ないのが、かわいそうだった。
若きレオ
レオの歌は下手だ。『ギルバート・グレイプ』の製作年と同じということもあり、レオの役作りがどことなく似ている。時々障害児をやってるのかと思えるほどだった。しかし、髪型をころころ変えるという幼き役者魂を感じました。
「ワルなんて奴はこの世にはいない。お前を鍛えるためだ」と言うデ・ニーロ。少年の心にはどのように響いたのだろうか。サックスを吹くデ・ニーロには普通の父親像に映ってたんだろうけど。
友人を「ホモ!」と貶すレオ。その2年後に彼が『太陽と月に背いて』に出演しているのが興味深い(あのキスで目覚めたのか?)。しかし、継父の暴力もイカンけど、成績表を捏造するのもイカンでしょ・・・ここも実話か?
シナトラ×アメリカ映画ははずさない
音楽はとてもいい
若き日のディカプリオはとっても格好いい
あと私の大好きなトビーマグワイアが出てくるのも嬉しかった
でも、デニーロとディカプリオの親子愛的なのを想像してたからいつまでたってもデニーロが嫌なやつで寂しかった。デニーロは男らしくないとやっぱいやだな
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