劇場公開日 1960年4月1日

ベン・ハー(1959)のレビュー・感想・評価

全52件中、41~52件目を表示

4.5主役はキリスト

2016年11月26日
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everglaze

2.0●集中力続かず。

2016年5月15日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

長い。なんだろ。可もなく不可もなく。
帝政ローマとユダヤ人。
裏切りとどん底と。
そしてそこから這い上がる。
最後は救世主、キリストとダブる。

この時代にあれだけの壮大なセットとは圧巻だし、
歴史的な背景を理解してると、も少しグッとくるのだろうけれど。

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うり坊033

3.0圧巻のサーキットとユダヤの視点

2015年6月24日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

興奮

知的

ガレー船の艦隊決戦や船底での奴隷の漕ぎ手たち。そして何よりも、四頭立て戦車の壮絶な映像が圧巻。一部にはめ込み合成を用いているものの、本物の戦車をいくつもサーキット上を走らせている。一台、また一台と落伍し、落車した乗り手には恐ろしい危険が待っている。現在のような特殊効果やCGの無い時代によく映像化する気になったと思う。その意志と技術力は素晴らしい。
このサーキットのシークエンスが、「スターウォーズ エピソードⅠ」のポッドレースの元ネタであることは明らか。ジ(ェ)ダイの活躍するジダイ劇を撮ったジョージ・ルーカスが、西洋人にとってのポピュラーな時代劇であるローマ時代の作品を観ていない訳がない。
そもそも、共和国議会議長パルパティーンが巧みな計略によって銀河第一帝国初代皇帝となるスターウォーズの筋書きは、カエサルの養子ではあっても無名だった青年オクタヴィアヌスが、ローマ帝国初代皇帝アウグストゥスとなる歴史をなぞっているのだから。
キリストの誕生と処刑というプロローグとエピローグを持つこの作品は、もちろん東欧系ユダヤ人が支配するハリウッドの大作である。彼らの市場におけるマジョリティーであるキリスト教徒に対するサービスとしてのこの伏線は、主人公もその一人であるユダヤ教徒の冷めた視点から描かれている。
キリストの容貌と声は観客には分からないし、その「ありがたい」という話の具体的な内容にも触れられることはない。映画に出てくるキリストがやったことは、砂漠を護送中の囚人に水を差し出す慈悲の行為と、死に際に嵐を巻き起こして伝染病を消滅させるという奇蹟だけなのだ。
ここでは、極めてカリスマ性の強いユダヤ教のラビとしてキリストは描かれおり、処刑の理由すらもはっきりとは語られない。こうして、なんだかよく分からない人キリストや彼の信奉者がユダヤ人/教徒であったことをしっかりと示している。
このようにキリストと神の関係への言及を注意深く避けている繊細さを持ちながら、アラブという概念への言及は迂闊に思える。紀元1世紀の物語でありながら、「アラブ」人がユダヤ人と共にローマ帝国による支配への抵抗を叫ぶシーンに唖然とした。地理的・歴史的考証を一切欠いた、極めて大雑把なオリエンタリズムの視点が露出した瞬間に思えた。

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佐分 利信

3.0ラストが…

2015年6月15日
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鑑賞方法:TV地上波

泣ける

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とば

4.0"魅せる"スペクタクル大作!

2015年5月24日
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鑑賞方法:DVD/BD

当時の歴史的背景を把握しておかないと楽しめないのは確かです(その点、高校の世界史が役に立ちました)が、この『ベン・ハー』は、一つのスペクタクル・エンターテイメントとしての完成度が非常に高い"傑作"だと思います。考えられるでしょうか?豪華セットの数々、大大大人数のエキストラなど、合わせて1,500万ドルという巨額な製作費を一作に投じるなんて!今ではCGですよ…監督は、『ローマの休日』で知られるウィリアム・ワイラー。主演はチャールトン・へストン。
これだけだと、ただお金にものを言わせて作った無駄に長い史劇だと思われても仕方ないでしょう。なぜ、"傑作"なのか。その理由は壮大なストーリー(脚本)にあります。主人公ジュダ・ベン・ハーの数奇な人生、すなわち愛する家族を失う悲しみ、旧友とのすれ違い、裏切り、追放先での様々な出会い…挙げたらキリがありません。"見せる"だけでなく、"魅せる"演出の数々が、本作を歴史に残る"傑作"にしたのです。

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ハットコック

5.0馴染み深き名作

2014年12月16日
フィーチャーフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

泣ける

興奮

知的

わざわざ説明する必要もナシ。
ハリウッド史劇スペクタクルの代名詞の一つで、アカデミー賞最多11部門受賞作。
旧友の裏切りで奴隷となった男の復讐を描いた、「グラディエーター」の原点。

個人的にこの作品には愛着ある理由が二つある。
まず一つは、中学生時代に授業で見た事があるから。
中学生の頃なんてまだ大して洋画など見ておらず、それこそゴジラやドラえもんやドラゴンボールの映画を楽しんでいた。
そんな時に「ベン・ハー」だなんて今思うと敷居が高いような気もするが、これがなかなか抵抗なく見れた。
軍艦同士がぶつかり、船底で奴隷たちが血まみれになるシーンなんてドキリとしたし、本作最大の見せ場、闘技場での戦車競争シーンはハラハラドキドキ。この戦車競争シーンは今見ても全く褪せる事無く、「七人の侍」の雨の中のクライマックス合戦シーン同様、二度と真似出来ない名シーン。
なので、今でもハリウッド往年の名作と言うと本作が真っ先に思い浮かぶ。

以来何度か見ているが、今回実に久々に鑑賞。10年振りくらい?以上?
改めて感じたのは、こんなに宗教色が濃かったかなと。ベン・ハーの波乱万丈の人生と共にキリストの生涯も並行して描かれ、常に信仰心がある。
別にそれが悪いという訳でもなく、実は愛着ある理由の二つ目である。
昔通っていた幼稚園に教会があり、キリストの物語を習っていた事がある。
ここで断っておきたいのは、だからといって自分はクリスチャンなどではなく、単に馴染みがあるという理由だけである。馬小屋で生まれ、磔にされた後に復活したのを物語の一つとして面白く聞いていた。

さて、この宗教色の濃さは人によって好き嫌いが分かれる所だが、これが本作最大のテーマ。
憎悪や復讐などの淀んだ心が清められる。
信じる者は救われる。
奇跡。
赦し。
慈愛。
ベン・ハーが砂漠で喉を涸らしてた時、キリストが水を与えるシーンは個人的に最も好きなシーン。

3時間半の長尺で語るに相応しい一大巨編。
名作はいつ見ても見応えある。

一度でいいから劇場大スクリーンで見てみたい!

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近大

4.0壮大な物語

2014年12月14日
フィーチャーフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

興奮

スペクタクルとはこういうものか!と思ってしまうような作品。

4時間近くあり、敬遠していたのですが
いざ鑑賞してみると、グイグイ作品に引き込まれ
すんなり観れてしまいました。

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しまうま

4.0スペクタクル映画のはしりかなあ

2014年2月2日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

単純

知的

寝られる

3度以上見た気がする。以前から実写でのセットが壮大なことまた戦闘馬車の競争シーンが話題であったような気がする。同じチャールトン・へストンの主演のキリスト教映画では十戒の方がよりダイナミックな感じがあり個人的に好きである。

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ヤマザマン

3.5流石の名作

2013年11月6日
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鑑賞方法:映画館

興奮

知的

さすがに古い作品ですので現代の視点からすれば、冗長だったりアラが目立つ場面も見受けられます。
その一方、最近の作品にありがちな強引にスリリングな展開にするような演出もなく、かえって新鮮に観れました。
たとえば、戦車競技の場面ですが、最近の映画に多い演出だと、こういったレース物ではゴールラインを割るギリギリまで決着がつかないことが多く、最後の最後まで緊張を強いられるものですが、これは裏を返せば盛り上がる場面が決まっているということで、いつ決着が付くのかわからないといったタイプのスリリングさは味わえません。
その点、ベン・ハーではゴールラインまで結構な距離がある時点でライバルが脱落したりと、最近では珍しくなった演出で、却って面白かったです。

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ブレイブ

4.5新・午前10時の映画祭

2013年7月25日
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鑑賞方法:映画館

興奮

この映画を劇場で観たのは今回が初めて。それも、新・午前10時の映画祭というイベントのおかげ。まずは感謝。
制作年からしても解る通り、CGなどあるはずもなくすべて手作り。エキストラだけでもおそらく数千人単位でしょう。コロシアムでの戦闘シーンでも最近のカーアクションほどの迫力はないとしても、1959年作ですよ、よく撮ってるなぁ~と感心することしきり。ストーリーも確りしていて、後半でのキリストに感動です。チャンスがあればぜひ、映画館で見てほしい作品です。

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ブーさん

4.0一大スペクタクルと十字架の贖罪

2013年6月1日
フィーチャーフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

泣ける

楽しい

興奮

これはお金を払って見てもなんら後悔のない面白い映画です

またキリストをたまに登場させ、ラスト重要な贖罪があります

ストーリー、面白さ、感動、涙
なんら文句のつけようがない一品でおすすめします

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猫にゃんこ

2.5アカデミー賞11部門獲得の映画史に残る傑作だそうです

2013年4月10日
PCから投稿
鑑賞方法:TV地上波、CS/BS/ケーブル

難しい

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Cape God