「この上ない痛みを感じさせる作品!」ヘル・レイザー ナオックさんの映画レビュー(感想・評価)
この上ない痛みを感じさせる作品!
内容的にはB級感に溢れ、30数年前の作品という事もありSFX等も今見ると・・・・・といった感はあるが、ラスト近くの肉体を切り裂くシーンは思わず目を覆うような痛みが走る、まさにテーマである”快楽の源となる苦痛、拘束と恐怖の下での道徳性”をしっかりと体現している。
この作品が小説家・クライヴ・バーカーの作品である事、そしてイギリス映画である事、魔道志ピンヘッドをはじめとするキャラクターの造詣etc・・・・、単なるB級ホラーでは語り尽せぬ、愛すべき点も数々観られ、シリーズとしてここまで続いている事に或る意味での納得もさせられた。
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