「優しい手」ペパーミント・キャンディー Kjさんの映画レビュー(感想・評価)
優しい手
クリックして本文を読む
過去に遡ってそこに劇的なものがある訳ではなく、たださりげない温かさだけである。この辺りがイチャンドンらしく感じる。優しさを置く場所を見失った男が、公権をかざして未成年相手にその握り拳でマウントして、鏡に向かってポーズする劣化具合。滑稽であるが自我が遠のく名シーン。従軍時の事件は光州事件設定とは知らなかった。尋問のシーンといい最近の韓国映画にも通づる。しかしあのビンタは役者稼業といえども辛かろう。
コメントする