「永遠の友情」ペーパー・ムーン ハットコックさんの映画レビュー(感想・評価)
永遠の友情
いやぁ…とても心温まる物語ですね。『レオン』のように、本作も男と少女の絆を描いています。
ひょんなことから孤独な少女とタッグを組むことになった詐欺師が、彼女と行動を共にしながら次第に自分の人生を見つめ直していきます。
テイタム・オニールがとにかく可愛いです。普段は男っ気のある彼女が、たまに女性らしさをみせるところが何とも言えないです(子どもなのにライアン・オニールより大人っぽい笑)。タイトルにもなっている「ペーパー・ムーン』。実は物語の重要な鍵を握っています。彼らの友情の証なのではないでしょうか。喧嘩はしょっちゅうだけれども、結局は離れ離れになりたくない!と、こっちが思ってしまうほど愛おしいんですよ。
これといって特別な出来事は起きませんが、それが彼らの"永遠の友情"を象徴しているように思えます。最後の長く続く道のショットも、まさにそれです。
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