「結構深い」ベイブ natsumiさんの映画レビュー(感想・評価)
結構深い
クリックして本文を読む
豚のベイブ、牧羊犬のフライとレックス、そして牧場主のアーサー、とても魅力的です。
ラストでアーサーとベイブがコンテストで成功を収めた時、観客手のひら返しすぎでは!?
めちゃくちゃつっこみましたが、それくらい常識がひっくり返ることなんだろうなと。
「豚が牧羊犬とかありえんwww」と、動物も人間も思っている。牧羊豚を信じてるのは、ベイブとアーサーだけ。もちろんフライやレックスも徐々にベイブのことを牧羊豚と認めてくれた感はあるけれど、初めは「豚の役割は人間に食べられること」という考えが強かった。そして牧羊犬は羊に命令すること、厳しくすること、というスタンスも強い。
良い意味では、至って常識的。
でも、2019年の自分には、そちらの方が不自然だな〜と思いました。
豚だから牧羊犬になれないなんてことないんじゃないかと。
私のような一般市民がそう思うようになった程、ベイブ公開時に比べて多様性が認められる社会になってきたのかもしれないなぁーと。
アーサーとベイブの姿は微笑ましく動物は可愛く、それだけでも大満足なのですが、なんだか色々考えさせられました。
コメントする