プロテクターのレビュー・感想・評価
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威龍猛探〜思い出のジャッキー映画〜
ジャッキーのアメリカ映画進出の確か4作目くらいの作品‼️これは撮影中ジャッキーが監督と対立していたために、オリジナル版とジャッキー監督版の2作品が存在します‼️オリジナル版はアクションが物足りなく、ジャッキー監督版はつぎはぎ感が強く英語と広東語が入り乱れるわけわからん作品となっています‼️ただ序盤のレストランからのボートアクションはアメリカ映画らしいスケールがあって当時新鮮だった事を覚えています‼️ストーリーは相変わらずあって無いようなものです‼️ただ主題歌「ONE UP FOR THE GOOD GUYS」は渋いロック・バラードで好きだったなぁ〜
体をはったダーティハリー。
体をはったダーティハリー。
日本企業の資本が大分撤退したそれでも脱亜入欧映画になっている。
カンフーがないと良い所が無い。しかし、体をはっているので、その努力だけでも認めない訳にはいかない。
勿論、脚本は破綻している。
オリジナル版と香港版は全く違う作品
俺は試写会で、東宝東和の会社の試写室で観ました。
撮影中、監督とジャーッキーは考えが食い違い、反発し合っていて
ジャーッキーは特にアクション・シーンに納得がいってなかった。
作品の出来に不満なジャッキーが制作元のワーナーに詰め寄り、
最終的にアジア圏で公開するバージョンについてはジャッキーが監督として
修正を入れることを承諾させる。
俺が観たのは香港版で、ジャッキーが追加撮影して自ら再編集したもので、
監督(演出)が違うものが混合しており、しかも音声も英語と広東語が混合していて
統一感が全くとれていないものとなっていて、とても酷いものでした。
今はBlu-rayでオリジナル版と香港版両方観れるので、
機械があれば、オリジナル版を観て見たいですね。
新しいジャッキーの模索
拉致された令嬢を救うために香港に飛んだN.Y市警刑事の活躍を描く物語。
ジャッキー・チェンとしては珍しいハード・ボイルドタッチの刑事物です。
丁度転換期の頃の作品ですね。「時代劇・修行」が基本だったジャッキー映画でしたが、この頃から舞台を現代に移し、修行要素もなくなりました。
コメディ部分を削った作風も、ガンファイトも、ジャッキーとしては新しい試みで興味深く鑑賞しました。
肝心のカンフーアクションは、ガンファイトの割りを喰った形で少し大人しめ。しかし、新鮮なガンファイトを含めて満足いくレベル。
予めラスボスの存在が明示され、それを追い詰めるストーリー展開は、無理なく楽しめるものでした。
ただ、残念なのは、全体的に『雑』なところ。
例えば、派手な爆破シーンがあるのは良いのですが、「何故相手は逃げないの?」と疑問。
例えば、令嬢のボディガードが、いつの間にかラスボス側の手下のような振舞をしていることも違和感。
理由付けはされていましたが、ラスボスとボディガードは敵対関係のはずです。無理せず、ラスボスの手下にした方が納得感があったと思います。
その他にも幾つか疑問に思う設定があって、映画としての完成度を下げてしまったように思います。
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