「ワールドワイドなジャッキー」プロジェクト・イーグル バラージさんの映画レビュー(感想・評価)
ワールドワイドなジャッキー
90年代最初のジャッキー映画。ジャッキーが冒険者「アジアの鷹」を演じた『サンダーアーム 龍兄虎弟』の続編的作品だが、話につながりはほとんどないのでいきなりこの作品から観ても全く問題はない。今回の舞台はアフリカの砂漠で前作に輪をかけてワールドワイドな大作となっており、狭い香港で映画を撮ることに限界を感じていたジャッキーは90年代はやたら海外ロケをするようになっていく。
もちろんアクションやスタントは相変わらずものすごいんだが、この映画ではヒロイン女優が中国人・欧米人・日本人と3人もいるのが面白い。このヒロインたちが絡んだコメディシーンが秀逸で、特にドゥドゥ・チェンとエヴァ・コーボのちょっとだけエッチな下ネタには喜んでしまいました(笑)。
全体としては面白かったんだけど、ほんのちょっとだけ大味な気がしないでもない。それと観てるこっちも大人になったからか、中東人(アラブ人?)も広東語なのがちょっと不自然に感じてしまった。
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