「玉の翻訳について」フローレス 西の海へさらりさんの映画レビュー(感想・評価)
玉の翻訳について
クリックして本文を読む
フィリップ・シーモア・ホフマンが全部持って行った映画でしたね。
デ・ニーロも半身まひの全力演技なんだけど、それを越えてくるよね。
映画的にも話の筋道がわかりやすく、あの人は実は!みたいな
配線こんがらがり設定はなくてシンプル。(ネタバレちゃうで)。
男と男というよりも、大切な人と大切な人との心の交流みたいなお話。
ラスティ役のホフマンが亡くなってたんだよね。だいぶ前に。
残念だぁ、とおもってアマプラで無料で観られたのがこの映画でした。
ラストシーンのデ・ニーロの
字幕:「まだ肝っ玉があったんだな?」
吹替:「まだ玉とってなかった?」
字幕の妙さ加減にムムムとなり、吹替に変更して確認した次第。
吹替がいいですよね。
演出上デ・ニーロの言葉が聞き取りにくいから英語でなんて言ってるか
わからなかった。
こういった「マヒ」設定の場合の翻訳って、台本見ながら訳してるのかな?
聞きながらだったら、かなりムズイ気がしますわ。
いい映画です。古いなりの良さがしっかりありますね。
エンドロールに出演者の映像とクレジットを当てるところが
監督からの敬意に感じてなんだかうれしかった。
コメントする