フリーク・オルランド

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フリーク・オルランド

解説

ニュー・ジャーマン・シネマの時代から精力的に活動し、2020年ベルリン国際映画祭でベルリナーレカメラ(功労賞)を受賞したドイツの映画作家ウルリケ・オッティンガーが1970年代末から80年代にかけて手がけた「ベルリン3部作」の第2作。

イギリスの作家バージニア・ウルフの小説「オーランドー」を奇抜に翻案し、神話の時代から現代までの5つの時代で繰り広げられる物語を独自の映像感覚で描き出す。

「薔薇の王国」のマグダレーナ・モンテツマがオルランドを演じ、「去年マリエンバートで」のデルフィーヌ・セイリグ、「戦火のかなた」のアルベルト・ハインス、「アルファヴィル」のエディ・コンスタンティーヌが共演。

1981年製作/127分/西ドイツ
原題または英題:Freak Orlando
配給:プンクテ
劇場公開日:2023年8月19日

その他の公開日:1994年5月28日(日本初公開)

原則として東京で一週間以上の上映が行われた場合に掲載しています。
※映画祭での上映や一部の特集、上映・特別上映、配給会社が主体ではない上映企画等で公開されたものなど掲載されない場合もあります。

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Freak Orlando, Photo: Ulrike Ottinger (C) Ulrike Ottinger

映画レビュー

3.0奇抜

2024年1月19日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

ウルリケ・オッティンガー監督のベルリン3部作の2作目、1作目『アル中女の肖像』とは繋がってないです。 『アル中女の肖像』同様、ストーリーより画を楽しむ映画です(笑) てか、ストーリーや映画自体が結構ヒドイ(笑) 原作は小説『オーランドー』(未読)で、 オッティンガー監督は、ユニークに奇抜な解釈で映画化したようで、 『フランケンシュタインの花嫁』と同じ髪型が出てくるし、 ジグ・ジグ・スパトニックや、コシノジュンコさんの服、を思い出します(笑) ほとんどコメディだけど、デヴィッド・リンチがコメディを撮ったような感じで、シュールでオシャレ(笑) 難解な独りよがりの笑いに付き合わされる感じで、 終わった時「あー、やっと終わった!」と安堵した作品です(笑) ただ、終わってから調べてみたらマジメなメッセージがあるみたいです。 トッド・プラウニングの『フリークス』みたいに、小人症やシャム双生児の方々が出てくるのですが…

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RAIN DOG

3.5これは自分には合わなかったかな

2024年1月15日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

2020年ベルリン国際映画祭でベルリナーレカメラ(功労賞)を受賞したドイツの映画作家ウルリケ・オッティンガー。彼女自身が代表作と語る1970年代末から80年代にかけて撮った「ベルリン3部作」のこれは2作目。 イギリス近代文学の代表的作品というバージニア・ウルフの小説「オルランド」をもとにしたちょっぴりダークなファンタジー。

フリーク・シティに迷い込んだオルランド。神話の時代から現代までの5つの時代で繰り広げられる5つの寓話たち。
 オルランドを演じたマグダレーナ・モンテツマ、そして今や「去年マリエンバートで」のというより「ジャンヌ・ディエルマン」のと言いたいデルフィーヌ・セリッグが魅力的で、彼女たちを見るだけでも価値がある。 ただし自分的にはこの作品の独特な世界観が合わなかったかな。あちこちでチープな印象を受けたのが残念だった(これは完全に好みの問題だけど😰)。

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エロくそチキン2

3.0ちょっと退屈

2023年9月16日
スマートフォンから投稿

悲しい

楽しい

ても映像は美しかった 2本続けて観たので。ストーリーはよく覚えていない

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すんぼむらぶ

3.5懺悔

2023年8月27日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

難しい

ユーロスペースで上映されたオッティンガーベルリン3部作にて鑑賞しました。為政者により異端や異形が殺され迫害されてきた人類史の惨さをユニークに描いた作品でした。女性も異端にされてましたし、場所によっては現代も同じですから。作中、異端は生き生きと描かれている様に感じましたが、迫害された者達への懺悔のフィルムのようにもとれました。 ポップともキッチュともアートとも言えるフィルムから放出されるエネルギーと情報量が多すぎて、私の理解が追いつかなかったです。でも、クストリッツァやフェリーニ 、ソレンティーノに通じる世界観があるかな?それを女性監督が映像化したのもめちゃくちゃ嬉しい。女性監督が少ないですもん。 ウルフの原作は読みたいですね。

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ミカ

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