「驚くべき後日談」フリー・ウィリー odeonzaさんの映画レビュー(感想・評価)
驚くべき後日談
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わんぱくフリッパーなどでイルカと少年の物語は昔から大人気、本作はイルカでなくシャチですが少年になつくところは一緒ですね。
猟師に捕獲され遊園地に売られたシャチのウィリーは芸をしないので金儲け主義の園長に殺されそうになるところをジェシー少年と飼育係のランドロフたちが助け、海に返すといううお話。
孤児院から逃げたジェシー少年たちは盗み食いの日々、このままでは犯罪者への道をまっしぐらと言うところを優しい人々やウィリーとの出会いで立ち直る、まさにアニマルセラピー効果満点というところでしょう。
ウィリーを演じたのはケイコと言う名のオスのシャチ、1979年、3歳の時アイスランド近海で捕獲されたそうです。なぜケイコなんて付けたのかは定かではないですが元は日本に売られる予定だったところからでしょう、メキシコの遊園地に居たところをプロデューサーに見いだされ出演となりました。
驚いたのは後日談、本作が上映後、子供たちからケイコを海に返そうというフリー・ケイコ運動が起き、多額の募金が寄せられ海に戻されたそうです。
ウィリーは続編もつくられていますがそちらはCGやアニマトロニクスの模型撮影。
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