プラトーンのレビュー・感想・評価
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凄惨な戦い
志願兵となり陸軍歩兵師団の一員としてベトナムに赴いたクリス( チャーリー・シーン )の視点で描く。
ジャングルでのゲリラ戦、バーンズ二等軍曹( トム・ベレンジャー )の凄みのある狂気を孕んだ目つき、村人を殺め村に火を放つ。エリアス三等軍曹( ウィレム・デフォー )の微笑みが絶望へと変わる…。
任期を終え本国に戻るキング( キース・デイヴィッド )とクリスが語り合うシーンのみ温もりを感じた。
ベトナムの村人達が、昔の日本人の姿と重なって見え、重苦しさが増した。
エンドロールで流れた「 弦楽のためのアダージョ 」の切ない音色が沁みる。
ー何が善で何が悪なのか
NHK-BSを録画にて鑑賞 (字幕版)
戦争は悪
最初に映画館で見た時の衝撃!
ただただ戦場
今、戦争というものの本質を見る
ベトナム戦争を兵士の目線で追っているため、兵士たちの日常や心情に赴...
戦争で人は狂気に堕ちる
人間の狂気
この作品は戦争の怖さを全て語ってくれる。理由もなく戦い続けてたくさんの人が死ぬ。村襲撃シーンも善良な村人が理由もなく惨殺された。戦争が人間の全てを変えます。僕が大人になる頃には迷彩柄の服を着なくて良い世界になるといいです。
【”大義なきベトナム戦争で戦ったのは、貧しき白人と有色人種だけだった。何のために、誰と戦っているのかも分からないまま。”従軍したオリヴァー・ストーンが、激しい怒りと共に母国に叩きつけた作品。】
<Caution 内容に触れています。>
1.最初にこの映画を観たのは、高校生だった頃だろうか。
ビデオで鑑賞した。
印象は、それまでのヒロイックなベトナム戦争映画とは違うトーンであるな、という事であった。
勿論、「プラトーン」と言えば、”あのシーン”という、味方であるはずのバーンズ(トム・ベレンジャー)に森の中遭遇し、”正面から撃たれた”エリアス(ウィレム・デフォー)が、ベトコンの攻勢により、クリス(チャーリー・シーン)達が、ヘリで撤退する中、森の中から血だらけで走って来ながら、背後からべトコンの銃弾を浴び、天に祈りを捧げるように、両手を上げて背面から崩れ落ちるシーンは、強烈に覚えている。
ー 戦争の敵とは、状況によっては味方も十分に敵になりうるのだ、という思いと共に・・。ー
2.2回目に鑑賞したのは、「午前十時の映画祭」である。
何年かは覚えていないが、大スクリーンで観る圧倒的な迫力と、哀しきトーンの控えめな音楽が印象的であった。
そして、今作の主人公であるクリスが、今作の脚本・監督を務めたオリヴァー・ストーン自身がモデルであった事も知った。
それまで、下積みを重ねて来たオリヴァー・ストーンの渾身の脚本である事も、知った。
そして、この大義なき戦いを始めたアメリカ合衆国にオリヴァー・ストーンが、激しい怒りとともに叩きつけた作品であることを知った。
3.昨晩、久方ぶりに鑑賞した。
気づいたのは、戦争による死傷には、自国軍による誤爆も、多数合ったのだなあ、という事である。
そして、右も左も分からない、新兵たちが、あっと言う間に死体収容袋に入れられていくシーン。
2回目鑑賞時の様な衝撃は軽減したが、矢張り、今作は傑作である事を確認した。
そして、エリアスが”祈りを捧げるシーン”は、矢張り圧倒的な反戦シーンであった。
<ラスト、クリスがモノローグで語る言葉は、現代に生きる我々に対する、重い、重い箴言である。
不惑の歳になり、この作品が世に出た当時に、絶賛された理由が良く分かった作品である。
傑作は、再鑑賞に十二分に耐えうるという事も確認した作品でもある。>
□追記
昨晩、私よりも遥かに映画に精通しているレビュアーの方から哀しきトーンの控えめな音楽は”この映画に使われた弦楽のためのアダージョは、アメリカのクラシックの作曲家バーバーが作曲です”と言う有難いコメントを頂いた。
この場を借りて、感謝を申し上げます。
この映画サイトは、一時期酷い誹謗中傷に満ちたコメントに溢れていましたが、元の健全な映画情報を教えて頂く場に戻ってきた事をとても、嬉しく思います。
ジャングルでは、敵も味方も識別しがたい
ジャングルでは、敵も味方も識別しがたいので、敵だと思って身構えたら味方だったので安心してほっとしたところ、その味方バーンズ(トム・ベレンジャー)に撃たれてしまう。撃たれたエリアス(ウィレム・デフォー)の心境を思うと堪らない。一命を取り留め、敵から逃げようとしたがすでに遅く、圧倒的な数の敵は容赦なく彼に向かって撃ってくる。何10発もの弾が彼の体を突き刺さし、最後に彼はひざまずき両手を高く上げて死んでしまう、あの有名なポスターにもなったシーンでした。
このシーンで「弦楽のためのアダージョ」が流されるが、人が殺されるシーンでこんなに綺麗な曲が流されて良いのかなっていう気持ちもありましたが、実にこのシーンの情景にぴったりという感じで、涙が出るくらい切なくなりました。「地獄の黙示録」で、ヘリコプターによる爆撃シーンで流れたワルキューレの騎行とともに、映画音楽史に残る名曲、名シーンでした。
前と悪の間で。
ベトナム戦争の最前線で虐殺しまくる極悪リーダー派閥と正しさをいつも兼ね備えたドラッグやりまくってるリーダー派閥の間で翻弄される主人公の話。
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この正しき男を演じてるのがウィリアム・デフォーで、完全に猿顔なんですけどめっちゃかっこいいんすよ。ポスターの有名なボーズもそうだし、銃で煙を口移しするシーンなんか他の人がやったらキモイだけだよ。それがウィリアム・デフォーだと、とことん魅力的に見える。
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それに対して銃を7発撃たれても死ななかったという伝説を持ち顔に傷がある男をトム・べレンジャーが演じてて、こっちもこっちで極悪人ぶりが良い。
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そしてこの映画を見ると、どうして戦場で武器を持っていない一般人が殺されるのかっていうメカニズムがなんとなく分かる。自分も極限で死の恐怖に晒されておかしくてハイになってると感覚が狂ってきて、勢いで馬鹿のおかしな理屈が通されちゃうんだよな。
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一般のベトナム人が虐殺されるシーンのアメリカ兵全員頭悪かったもんな。1番怖いのがこの平気で虐殺してる人達ってのは、ドラック吸ってない側なんすよね(劇中では描かれてないだけかもしれないけど)。正気でやってるんだよあいつらは。
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アメリカの敗北
鳴り物入りで日本に入ってきた
アメリカですごい映画が作られて、もうすぐ日本にくるってことで マスコミで大評判になっていた。私は非常に期待してこの映画は観に行き映画館は満杯で座席の後ろに立ってみたの覚えている。そしてこれは前評判通りの素晴らしい映画だった。
戦争のリアリティや恐ろしさもさることながらコマンダーが戦争の前線には出ず常に基地いるというところが妙に恐ろしかった。しかも彼らがコカコーラを飲んでいるところがさらにもっと恐ろしかった。そういうところから、この戦争は、こういう現実なんだというのが伝わってきた。そして・・・
この映画の中に出てくるエピソードの一つ一つ、そして人間の衝突。こんな極限状態でも敵よりも気に入らない仲間を潰そうとする人間がいる。
戦争を題材にすると戦争を題材にしたアクション映画になりがちなのだが映画はそうではなかった。もちろんアクション映画的な要素も入ってはいたが、しかしれっきとした戦争映画であった。さすがオリバーストーン。これを見たらキリングフィールドとサルバドルも見るべし。
戦争が全てを狂わす
BSフジ吹替版鑑賞。ちょうどオリバー・ストーン監督代表作をやってい...
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