劇場公開日 1987年4月29日

プラトーンのレビュー・感想・評価

全83件中、21~40件目を表示

4.0ベトナム戦争

2022年9月29日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

アメリカに徴兵制度があった時代のベトナム戦争、新兵(チャーリー・シーン)は、タイプの違う二人(トム・ベレンジャー、ウィレム・デフォー)の上官に戸惑う。
悲惨な最前線で、ある村を制圧した際に決定的な事件が起きる。
今のウクライナでも同じようなことが起きているかと思うと、陰鬱になる。

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いやよセブン

2.5ただただ戦場

2022年9月28日
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戦場にあるのは死と血と狂気。
そして自分との戦い。
生と死の間にある戦場で人間らしくあるためにはあまりにも過酷な状況です。

戦争は、世界のどこの国も同じですべて愚かであるなと。
ウクライナとロシアの戦況が強まっている今、いろんな思いが込み上げてくる。

戦場を知る監督が制作した本作品にリスペストですがオスカー作品としては当方は疑問です。
この映画を名作だという目線は主に男性が多いのではないかと思いました。

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ニモ

0.5アメリカ人監督の描くベトナム戦争は虚偽の内容や、行為を美化する内容が多い。戦争の怖さと言うが、この戦争は一方的な侵略戦争である。今のロシアと比べてもアメリカのやってきた行為は許されるものではない。

2022年9月27日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
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マサシ

4.0今、戦争というものの本質を見る

2022年7月18日
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鑑賞方法:DVD/BD

ベトナム戦争は小さい時の話だった。外国で起こっていて、あまりピンと来なかった。軽い気持ちで若い頃、レンタルビデオを見た。もう、大分時間が経っているので、細かい所は忘れているが、戦争という極限状態の中で戦う兵士達。肉体・精神も病んでいく長期戦。そのリアリティに圧倒された思い出がある。
そして、現在・・・ロシアのウクライナ侵攻に伴って、増える死者、一般市民への残虐行為、徹底した破壊・・・勝っても負けても、それが何の意味も持たない。また、新たな火種となって愚かな行為を繰り返す。「戦争」それは人間の、最も愚かで、恥ずべき蛮行である。

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ひろ

3.0ベトナム戦争を兵士の目線で追っているため、兵士たちの日常や心情に赴...

2022年6月19日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

ベトナム戦争を兵士の目線で追っているため、兵士たちの日常や心情に赴きがおかれている。
何のためなのか、誰が味方さえもわからなくなってしまう人間の狂気。
監督自身もベトナムの帰還兵であるということだから説得性はすごい。

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よっしー

3.5戦争で人は狂気に堕ちる

2022年3月9日
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鑑賞方法:DVD/BD

悲しい

怖い

実際の帰還兵である監督自身の実体験を基に、ベトナム戦争の事実を伝えるアカデミー作品賞受賞の戦争ドラマ。

「戦争」という愚かな行為を世に伝える為の名作。
今の映画界を担う若かりし頃の名優たちが共演しています。

戦場という極限の状況下では、何が正しいのか判らなくなっていく模様が描かれています。

正義が次々と死んでいき、悪が勝ち上がり弱者を罵る。
決して繰り返してはならない歴史がそこにはあります。

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びぃあぃじぃ

4.0人間の狂気

2022年1月9日
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鑑賞方法:DVD/BD
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たむしゅん

4.5【”大義なきベトナム戦争で戦ったのは、貧しき白人と有色人種だけだった。何のために、誰と戦っているのかも分からないまま。”従軍したオリヴァー・ストーンが、激しい怒りと共に母国に叩きつけた作品。】

2021年10月13日
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鑑賞方法:DVD/BD、映画館、VOD

悲しい

知的

難しい

<Caution 内容に触れています。>

1.最初にこの映画を観たのは、高校生だった頃だろうか。
 ビデオで鑑賞した。
 印象は、それまでのヒロイックなベトナム戦争映画とは違うトーンであるな、という事であった。
 勿論、「プラトーン」と言えば、”あのシーン”という、味方であるはずのバーンズ(トム・ベレンジャー)に森の中遭遇し、”正面から撃たれた”エリアス(ウィレム・デフォー)が、ベトコンの攻勢により、クリス(チャーリー・シーン)達が、ヘリで撤退する中、森の中から血だらけで走って来ながら、背後からべトコンの銃弾を浴び、天に祈りを捧げるように、両手を上げて背面から崩れ落ちるシーンは、強烈に覚えている。
 ー 戦争の敵とは、状況によっては味方も十分に敵になりうるのだ、という思いと共に・・。ー

2.2回目に鑑賞したのは、「午前十時の映画祭」である。
 何年かは覚えていないが、大スクリーンで観る圧倒的な迫力と、哀しきトーンの控えめな音楽が印象的であった。
 そして、今作の主人公であるクリスが、今作の脚本・監督を務めたオリヴァー・ストーン自身がモデルであった事も知った。
 それまで、下積みを重ねて来たオリヴァー・ストーンの渾身の脚本である事も、知った。
 そして、この大義なき戦いを始めたアメリカ合衆国にオリヴァー・ストーンが、激しい怒りとともに叩きつけた作品であることを知った。

3.昨晩、久方ぶりに鑑賞した。
 気づいたのは、戦争による死傷には、自国軍による誤爆も、多数合ったのだなあ、という事である。
 そして、右も左も分からない、新兵たちが、あっと言う間に死体収容袋に入れられていくシーン。
 2回目鑑賞時の様な衝撃は軽減したが、矢張り、今作は傑作である事を確認した。
 そして、エリアスが”祈りを捧げるシーン”は、矢張り圧倒的な反戦シーンであった。

<ラスト、クリスがモノローグで語る言葉は、現代に生きる我々に対する、重い、重い箴言である。
 不惑の歳になり、この作品が世に出た当時に、絶賛された理由が良く分かった作品である。
 傑作は、再鑑賞に十二分に耐えうるという事も確認した作品でもある。>

□追記
 昨晩、私よりも遥かに映画に精通しているレビュアーの方から哀しきトーンの控えめな音楽は”この映画に使われた弦楽のためのアダージョは、アメリカのクラシックの作曲家バーバーが作曲です”と言う有難いコメントを頂いた。
 この場を借りて、感謝を申し上げます。
 この映画サイトは、一時期酷い誹謗中傷に満ちたコメントに溢れていましたが、元の健全な映画情報を教えて頂く場に戻ってきた事をとても、嬉しく思います。

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NOBU

4.0ジャングルでは、敵も味方も識別しがたい

2021年7月1日
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ジョニーデブ

4.5前と悪の間で。

2020年10月21日
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鑑賞方法:VOD

怖い

ベトナム戦争の最前線で虐殺しまくる極悪リーダー派閥と正しさをいつも兼ね備えたドラッグやりまくってるリーダー派閥の間で翻弄される主人公の話。
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この正しき男を演じてるのがウィリアム・デフォーで、完全に猿顔なんですけどめっちゃかっこいいんすよ。ポスターの有名なボーズもそうだし、銃で煙を口移しするシーンなんか他の人がやったらキモイだけだよ。それがウィリアム・デフォーだと、とことん魅力的に見える。
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それに対して銃を7発撃たれても死ななかったという伝説を持ち顔に傷がある男をトム・べレンジャーが演じてて、こっちもこっちで極悪人ぶりが良い。
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そしてこの映画を見ると、どうして戦場で武器を持っていない一般人が殺されるのかっていうメカニズムがなんとなく分かる。自分も極限で死の恐怖に晒されておかしくてハイになってると感覚が狂ってきて、勢いで馬鹿のおかしな理屈が通されちゃうんだよな。
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一般のベトナム人が虐殺されるシーンのアメリカ兵全員頭悪かったもんな。1番怖いのがこの平気で虐殺してる人達ってのは、ドラック吸ってない側なんすよね(劇中では描かれてないだけかもしれないけど)。正気でやってるんだよあいつらは。
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せつこん

4.0アメリカの敗北

2020年8月14日
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鑑賞方法:VOD

悲しい

怖い

知的

アメリカの歴史上、初めての敗北と言えるベトナム戦争。
いったいそこでは何が起きていたのか?
兵士たちの狂気と戦争の凄惨さが痛いほど伝わってきた。
バーンズ隊の現地人たちに対する悪行、唯一良心を持っていたと言えるエリアスの死。これらの非人道的な行いに怒りを感じ、恥ずべきことだと思った。

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いたかわ

5.0鳴り物入りで日本に入ってきた

2020年8月8日
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アメリカですごい映画が作られて、もうすぐ日本にくるってことで マスコミで大評判になっていた。私は非常に期待してこの映画は観に行き映画館は満杯で座席の後ろに立ってみたの覚えている。そしてこれは前評判通りの素晴らしい映画だった。
戦争のリアリティや恐ろしさもさることながらコマンダーが戦争の前線には出ず常に基地いるというところが妙に恐ろしかった。しかも彼らがコカコーラを飲んでいるところがさらにもっと恐ろしかった。そういうところから、この戦争は、こういう現実なんだというのが伝わってきた。そして・・・
この映画の中に出てくるエピソードの一つ一つ、そして人間の衝突。こんな極限状態でも敵よりも気に入らない仲間を潰そうとする人間がいる。
戦争を題材にすると戦争を題材にしたアクション映画になりがちなのだが映画はそうではなかった。もちろんアクション映画的な要素も入ってはいたが、しかしれっきとした戦争映画であった。さすがオリバーストーン。これを見たらキリングフィールドとサルバドルも見るべし。

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タンバラライ

4.0アメリカ兵がベトナムの民間人を虐殺するシーンなど、辛い気持ちにさせ...

2020年7月29日
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鑑賞方法:TV地上波

アメリカ兵がベトナムの民間人を虐殺するシーンなど、辛い気持ちにさせられる場面がいくつもあったけど、誤解を恐れず自国の戦争の歴史に真摯に向き合った作品だということがよく分かる。

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原っぱ

3.5戦争に良いことは何一つない。

2020年5月16日
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若い頃に見た時と、年取って見たら見え方が違う気がした。
チャーリーシーンを久々に見た。

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Keita

5.0わかりやすい

2020年5月12日
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戦争の悲惨さが凝縮。同じベトナム戦争でも地獄の黙示録とは違って現実的な感じがしてわかりやすかった。
ジョニーデップカッコいい!さすが監督!

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まる

4.5戦争が全てを狂わす

2020年5月7日
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鑑賞方法:DVD/BD

悲しい

怖い

これはグロ描写などはあまりないけどめちゃくちゃ精神的に辛い。
胸が張り裂けそうになる。
現地の村を侵略する(あれは間違えようのない侵略だろう)シーンはマジで胸糞。観てられない。
兵士は何故あんなにも狂っているのだろう。
おそらく、いや確実に死が身近にある戦争が狂わせただろう。

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Pegasus

3.0途中まで面白かったけど

2020年4月24日
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最後はドンパチばかりになってもっと展開感が欲しかった。

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宮西瀬名

3.5BSフジ吹替版鑑賞。ちょうどオリバー・ストーン監督代表作をやってい...

2020年4月20日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

BSフジ吹替版鑑賞。ちょうどオリバー・ストーン監督代表作をやっていたので前作に引き続き。

自身の体験に基づき徹底的にリアルにこだわったベトナムの悲劇。すさまじい作品です。
現地人への虐殺・放火、仲間同士の誤爆・同士討ち、果ては殺人。こんな極限状態に置かれたら自分ならどうなるだろう。人間としての尊厳など失ってしまうかも。
有名な万歳シーンも悲惨そのもの。前作と違い本作は見なくてはならない作品。戦争の悲劇を胸に刻み込む為に。

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はむひろみ

3.0暗ぇ〜〜朝に観るもんじゃねぇ〜〜〜。

2020年1月2日
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暗ぇ〜〜朝に観るもんじゃねぇ〜〜〜。
途中の軍曹?主人公に殺された悪どいやつの服装が裸にオーバーオールが気になって話に集中出来なかった。なんやねんあの服装。

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aaaaaaaa

3.5令和で初見

2019年10月29日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

恥ずかしながら令和になって初めて今作を観ました。
戦争映画が苦手な自分にとって、
名作「プラトーン」はリアルでエグい戦争映画だと
敬遠してたけど、
バーンズとエイリアスの確執を軸に
とてもエンタテインメントしてて観やすかった。

当時はリアルだったのかもしれないけど、
今観ると丁度良い戦闘シーンだった。
高校の時に観た「プライベートライアン」は
テーマが何だったか思い出せず、
エグ過ぎるという記憶しか残ってない。
その点プラトーンは疑心暗鬼と不安と恐怖、
戦争の正義なんてどこにもない
と言うのがよく分かった。

ジャケットにもなってる絵はてっきり
チャーリーシーンかと思ってたら、
ウィリアム・デフォーで驚いたし、
めちゃカッコ良かった。
ベトナム戦争下ではバーンズの方が正しいような
気もした。
狂ってる。

当時は戦争後の兵隊のPTSDなんて知られてなかった
と思うのだけど、
今観ると、この後主人公がモノローグのように
正しい人生を送ったように思えないのが、
なんとも悲しかった。

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奥嶋ひろまさ