「アメリカ人向き」プラトーン うまぶちさんの映画レビュー(感想・評価)
アメリカ人向き
舞台はベトナム戦争下の1967年、戦争終結が1975年で映画の公開が1986年。
普遍的なテーマではあるけれど、
自分の記憶にある『9.11』以降の戦争であったり、
日本人としてなじみ深い太平洋戦争を描いたものなど
同様のテーマを扱った作品が多くある中で
当時を知らない自分が2024年にこの作品を評価するのは難しいのかなと思う。
当時のアメリカ人が敗戦のトラウマを克服する過程で必要だった映画であって
単純に、映画として面白かったかと言われると
展開が予測できてしまった点や映像のクオリティ(当時としては高いのだろう)などで佳作に留まるといった印象。
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