「凄惨な戦い」プラトーン こころさんの映画レビュー(感想・評価)
凄惨な戦い
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志願兵となり陸軍歩兵師団の一員としてベトナムに赴いたクリス( チャーリー・シーン )の視点で描く。
ジャングルでのゲリラ戦、バーンズ二等軍曹( トム・ベレンジャー )の凄みのある狂気を孕んだ目つき、村人を殺め村に火を放つ。エリアス三等軍曹( ウィレム・デフォー )の微笑みが絶望へと変わる…。
任期を終え本国に戻るキング( キース・デイヴィッド )とクリスが語り合うシーンのみ温もりを感じた。
ベトナムの村人達が、昔の日本人の姿と重なって見え、重苦しさが増した。
エンドロールで流れた「 弦楽のためのアダージョ 」の切ない音色が沁みる。
ー何が善で何が悪なのか
NHK-BSを録画にて鑑賞 (字幕版)
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とみいじょんさんのコメント
2023年3月27日
お返事ありがとうございます。
高校生のコンサートで聞かれたのですね。
たぶん、作者の意図したような演奏だったのでしょうね。
いつまでも聞いていたくなります。
とみいじょんさんのコメント
2023年3月25日
こころさん、コメントをありがとうございました。
この曲って、レクイエムとして作られた曲だっけ?と調べていたら、知ったエピソードです。作曲者は「レクイエム用に作ったのではない」と怒ったそうですが、とても心にしみわたる曲です。でも、上記のエピソードを監督が知らなかったとは思えず、ここでも静かな怒りを感じます。