「観たかった度◎鑑賞後の満足度○ テブラ・ウィンガーとテレサ・ラッセルの顔合わせが全て。私にとっての『ブラック・ウィドー』はマーベル物の方ではなく此方。」ブラック・ウィドー もーさんさんの映画レビュー(感想・評価)
観たかった度◎鑑賞後の満足度○ テブラ・ウィンガーとテレサ・ラッセルの顔合わせが全て。私にとっての『ブラック・ウィドー』はマーベル物の方ではなく此方。
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①デブラ・ウィンガーが好きなので公開時観たかったが観れず。
36年経ってやっと観れた。
②悪女物・ミステリー物・サスペンス物としては少し弱い。
前半は好調だが後半舞台がハワイに移ってからはやや平板になる。
③デブラ・ウィンガーとテレサ・ラッセルの顔合わせ以外他に殆ど見処がない娯楽映画だが、今の映画では絶滅したように思う“女優を観せる”映画の最後の残り香のよう。
④テレサ・ラッセルは正にはまり役と言えるが、彼女が殺人を続ける動機が結局分からないのは、本作のミステリーとしての魅力というより弱点になっているように思う。
⑤テブラ・ウィンガーは前半の有能なキャリアウーマンぶりは如何にも彼女らしく魅力的だが、後半何となく“恋する女”っぽくなるとその魅力が薄れてしまう。
特に相手がテレサ・ラッセルではそうならざるを得ないか…
が、それがこの映画が仕掛けた罠ということが最後に分かるのだ。
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