劇場公開日 1998年9月26日

「面白かったです」プライベート・ライアン ロビンさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5面白かったです

2020年11月18日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

序盤のノルマンディー上陸作戦の描写。とてもリアリティを感じました。血に染まった海水や、千切れた腕を持って正気を失っている兵隊。戦争ってこういうものなのかと考えさせられました。
でも実際どうなんでしょう…。実際に戦争を経験したことのない自分がこの描写を観て「戦争は残酷だ」と評価することは正しいのだろうか…。久々に戦争映画を観てこんな余韻に浸っています。

それと、この作品で最後まで気になったことが2点。
一つ目は「なぜライアンを救出すること」が最重要の任務になったのか、普通に考えればそんな費用対効果が低いことはしないはず。ライアンとはいったい何なのだろうか…。ただの救出作戦ではないなんらかのメタファーなんじゃないか。わかりません。

二つ目はミラー大尉の手の震えについて。最初は「この人はパーキンソン病を患っているにでは?」と思っていましたが、結局語られることはなく…。彼の過去と繋がりがあるのか、単純に戦争のせいなのか、ゆっくり考えてみます。

ロビン