劇場公開日 1995年12月9日

「ティム・ロスの多才ぶり!」フォー・ルームス 唐揚げさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0ティム・ロスの多才ぶり!

2020年6月12日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

笑える

楽しい

興奮

とあるホテルのベルマンが、大晦日の夜に4つの部屋で起こる騒動に巻き込まれるという話を、タランティーノはじめ4人の監督が4つの物語をとてもコミカルに描いている今作。
本来なら休んでパーティーできるはずなのに。
ベルマンのテッドはひたすら騒動に巻き込まれ、可哀想ですが、最後のまとめ方はなかなか良かったです。
やはり、どの登場人物も憎めません。
4話ともそれぞれの魅力がある楽しい作品でした。
1話目の魔女の話は、官能的に描いている分少し内容は薄かったですが、それなりに楽しめました。
2話目とタランティーノ作の最後の話もそれなりに面白かったのですが、第3話が本当に面白すぎました。
日系の女優さんも出ていて見やすい上に、タバコに酒にエッチなテレビに何でもありの可愛い姉弟の悪ふざけがあんな展開になるとは。
本当に面白くてたくさん笑わせてもらいました。
今回振り回されるテッド役を演じた、タランティーノ作常連のティム・ロスさんはとても良かったです。
顔芸からゲロまで、コミカルな演技もふにゃふにゃした感じもハマり役で、見るたびに違うイメージを持つことのできて凄い。
もっと彼の出演作を観てみたいです。

唐揚げ