フィラデルフィア・エクスペリメントのレビュー・感想・評価

フジテレビ版：地上波初放送1985年12月7日『ゴールデン洋画劇場』OA版、つまりマイケル・パレ：神谷明を鑑賞。作品そのものはB級SFだがマイケル・パレのイケメンと神谷明のイケメンボイスで日本語吹替版は凄くカッコいい作品に仕上がってる。

敵のレーダーから姿を消す“フィラデルフィア実験”。が、実験は失敗し、二人の水兵が1943年から1984年にタイムスリップしてしまう…。

実際に行われたと言われる実験に着想を得て作られた一作。
実験の全貌に迫る…という興味深い内容ではなく、何故か奇想天外なタイムトラベルSF物に。
タイムトラベル物としてはその辻褄や時空の歪みによって危機が訪れるなど設定は悪くない。
特撮は低予算である事が分かってしまい、もっと一捻りすれば面白くなれそうな題材をちょっと上手く活かし切れなかった点も感じる。
メインストーリーはマイケル・パレ演じる主人公の逃走劇に現代で出会った女性とのロマンス。
Ｂ級として見ればそれなりに。

今見ると
トワイライトゾーンレベル(笑)
でも、その古さが
意外とハマる。
変にリアル(笑)

嫌いじゃないよ(^o^)/

時空系なので案外面白かった

　先日見た『ファイナルカウントダウン』は現代の戦艦が2次大戦にタイムスリップする話で、こっちは大戦中の兵士が現代にやってくる。

　昔、テレビで見た時は大層面白い印象があったのだが、改めて見たらさっぱり面白くなかった。現代に来て、時代の変化にただ戸惑っていたり、逃げ回っていただけで、SF的な面白い感じに全くならなかった。先にもどった友達がおじいちゃんになっていたのと出会うところはよかったけど、ただ出会ってちょっと会話しただけだった。

　消えてしまった町についてもっといろいろ描写して欲しかった。

　テーマは面白いけど全く掘り下げず、ふわっと表面をなでただけのようなお話だった。まだ『ファイナルカウントダウン』の方が軍用機がたくさん見れて面白かった。