ピンク・キャデラックのレビュー・感想・評価
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この時期、最もイーストウッドにがっかり
確か『リーサルウェポン2』の同時上映かなんかだったと思うが、2本立てのうちのひとつで、もったいないと思って最後まで見た。劇場で。
とにかくつまんなくて、『ダーティハリー』が大好きだった自分としては、しわくちゃにしぼんでしまったクリント・イーストウッドに、とてもがっかりしたのを覚えている。この数年先には『許されざる者』でアカデミー監督賞に輝くのだから、この時も映画作りに情熱は失っていなかったのだろうとは思うが、おじいちゃんと娘ぐらい年の離れたカップルが、ピンクのキャデラックに乗り、ロードムービーを繰り広げるという設定が、ムリ過ぎた。
今見るとまた違う味なのかもしれないが、何しろそんな気にもなれないし、当時ほどヒマではないのである。ただし、イーストウッド作品では、晩年になればなるほど乾いたヒューマニズムを追求しているので、まだまだこの頃はバタ臭いのである。当時としては、枯れた味わいなんて、想像もしなかったのだ。
カントリー
「好きなラジオ番組は?」「KZTS!」。ドリー・パートンとディナーを楽しめるとあっては、凶悪犯もついついついていく。オリビア・ニュートンジョンも唄うし、ハンク・ウィリアムズも台詞に出てくる。なぜ、カントリー歌手ばかり出てくる・・・
かなりゆるいコメディ・アクションだけど、それなりに楽しめる。リノのステージに出てきたプレスリーの物真似をするジム・キャリー。もっと見たかったのに・・・。それにしても変装をしたつもりのイーストウッドに誰も気づかないってのも・・・ちょっとだけシュワ顔になってたし(笑)
何かと緩い
総合60点 ( ストーリー:55点|キャスト:65点|演出:60点|ビジュアル:70点|音楽:70点 )
イーストウッドは旦那をおいて女とは簡単に打ち解けあうし、銃が大好きな山奥の危ない団体とは至近距離でもちっとも銃弾の当たらない銃撃戦をしながらの車で追いかけっこをするしで、何かとゆるゆるの話。でもこういう団体の人達ってアメリカにはほんとにいるらしいから、現実に巻き込まれると怖そう。
ついでにキャデラックだってゆっくりとした速度でちょっと木造の壁に当たっただけで前照灯とフェンダーが簡単に外れてしまう。この時代の車はでかくて見た目はいかついけど、構造はゆるゆるだ。
クリント・イーストウッド主演
クリント・イーストウッド主演の映画。プロの賞金稼ぎの物語。日本には無い職業。執行猶予中だが逃亡した女を捕らえようとする中年の賞金稼ぎ。赤ちゃん連れの女が乗っているピンク・キャデラックに4万ドルが!?ストーリーは意外な方向に展開する。イーストウッドがまだアクションが可能な頃の作品。中高年のオヤジの渋い味を出している・・1989年のアメリカ映画。
「ピンク・キャデラック」を観て・・
クリント・イーストウッドが主演。主人公はプロの賞金稼ぎ。保釈中に逃げた赤ちゃん連れの若い人妻を追う。人妻が乗るピンク・キャデラックのトランクには4万ドルが・・それを巡って山にこもる純血団と銃撃戦になる。VHSで何度も観た作品。時代はDVDに。いやブルーレイか(笑)
笑っちゃうぐらい薄いっす。 なんでこの映画を作ろうと思ったのか。売...
笑っちゃうぐらい薄いっす。
なんでこの映画を作ろうと思ったのか。売れると思ったのか。ピンクキャデラックがなんだって言うんだ。時代、年代のギャップなのか。たいした話じゃないです。
頭の悪い人間総出演。彼等の目的が皆無な、ボンクラ集団のチャンバラごっことしか思えんかった。
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