「嘘と真の見極めが難しい」昼顔(1967) あささんの映画レビュー(感想・評価)
嘘と真の見極めが難しい
若かりし頃のカトリーヌ・ドヌーヴの美しさに凝視!23歳であの色気、おそろしや。
女性は性欲が弱いだろうとか、性に奔放な女性はアバズレだ!という世間の目や思い込みから、表向きは淑女でありたいが、性の悦びも味わい尽くしたいという願望との複雑な心情と葛藤が巧く表現されている。性の悦びを知った女性の深淵のような欲と理性。男も女も頭の中ではあれこれと想像を巡らせているのです。人には悟られないように。
どこからどこまでが嘘で本当かがわからない。だけどこれが人間の姿なのだろう。
パリの街並み、上品なファッションと見応えあった。
素晴らしい芸術性。見てよかった。
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