ビリディアナ
劇場公開日:2017年12月23日
解説
「アンダルシアの犬」のルイス・ブニュエルが20数年ぶりに祖国スペインでメガホンをとり、1961年・第14回カンヌ国際映画祭でパルムドールを受賞した人間ドラマ。修道女を目指すビリディアナは、たった1人の親族である叔父ドン・ハイメの屋敷に呼び出される。ドン・ハイメは亡き妻に良く似たビリディアナを引き止めるために睡眠薬を飲ませて眠らせ、その間に彼女を犯したと嘘の告白をする。ビリディアナが屋敷を出ていくと、叔父は罪の意識にさいなまれ自ら命を断つ。叔父の死を知ったビリディアナは修道女への道をあきらめ、貧しい人々を屋敷に住まわせて世話しようとするが……。カトリック教会からは大きな非難を浴びるなど物議をかもし、スペインやイタリアで上映禁止となった。2017年12月、ブニュエル監督作「皆殺しの天使」リバイバル公開にあわせて上映。
1961年製作/91分/メキシコ・スペイン合作
原題または英題:Viridiana
配給:アイ・ヴィー・シー
劇場公開日:2017年12月23日
その他の公開日:1964年10月1日(日本初公開)、1981年8月1日
原則として東京で一週間以上の上映が行われた場合に掲載しています。
※映画祭での上映や一部の特集、上映・特別上映、配給会社が主体ではない上映企画等で公開されたものなど掲載されない場合もあります。
スタッフ・キャスト
- 監督
- ルイス・ブニュエル
- 製作
- グスタボ・アラトリステ
- 脚本
- ルイス・ブニュエル
- フリオ・アレハンドロ
- 撮影
- ホセ・フェルナンデス・アグアヨ
- 編集
- ペドロ・デル・レイ