ビリー・ザ・キッド 21才の生涯のレビュー・感想・評価
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終盤まで、ほぼわからない・・でも・・
この男たちの歴史とか。この町の歴史とか。
たぶん・・この1881年の時点で大牧場主とか政治の偉い人とかはその数年前までに相当アクドイことをやっていて。パット・ギャレットとビリーザキッドはそこで雇われていて。みんな雇われていて。それから時代が変わってきて、普通に暮らしだしたってことかな。1881年というとちょうどOK牧場で、決闘が行われた年だ。
結局、詳しいことは。最後まで。ほぼ、わからないままだ。ただ、何となく分かる。大牧場主に住に雇われた奴らが小さな放牧経営してる?メキシコ人を。家畜殺して旦那リンチして、奥さんを犯していた。・・ろくでもない奴らがノシあがっって作ったこのろくでない国は今でもろくでないままだ・・ってことかな。そして、愛すべきろくでなしがいた。それが、ボブディランの歌と融合して面白い映画なっていた。・・クライマックス・・コバーンが揺りかごでで揺れると女を抱いているビリーが揺れた。そしてビリーを撃ったコバーンは朝までそこにいた。ビリーがいるとおぼしき当りを撃ったら命中した。そして、そこには鏡にうつった自分がいた・・
ジェームズコバーン、この時45歳。めっちゃ老けてる。ボブディランは31歳。めっちゃ童顔。
結構長いのにStoryの意味がほぼわからなくても、最後まで飽きずに見てしまった。それが今回のペキンパーだった。
とてもよかった
ビリーを誰も撃ちたがっていない感じが面白かった。仲間が止まっている宿に現れて、子分がベッドと女を明け渡すのが面白かった。NHKなのにおっぱいがバンバン出ていた。
ならず者と保安官が紙一重の違いだった。
タイトルなし(ネタバレ)
アウトローたちの時代から移りゆく時代を描いた傑作。
主人公となるのは、伝説のアウトロー、ビリーザキッドと、ビリーを追うパット・ギャレット。2人は元親友同士だが、パットはビリーを逮捕する指令を受ける。
時代と共に変わろうとするパット。時代の流れに逆らうかのように変わる事ないビリー。
2人の比較をうまく描いている。
印象的なのはパットがビリーを撃ち殺すシーン。ビリーを撃ったパットは、その背後、鏡に写る自分自身を撃つ。
パットにとってビリーは自分自身であり、なりたかった自分だったのではないか。そして、パットは鏡に写る変わってしまった自分を撃ち抜くのだ。
2人の男の友情を描きつつ、変わりゆく時代を描く。傑作である。
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