ビリー・ザ・キッド 21才の生涯のレビュー・感想・評価
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アウトローたちの時代から移りゆく時代を描いた傑作。 主人公となるの...
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アウトローたちの時代から移りゆく時代を描いた傑作。
主人公となるのは、伝説のアウトロー、ビリーザキッドと、ビリーを追うパット・ギャレット。2人は元親友同士だが、パットはビリーを逮捕する指令を受ける。
時代と共に変わろうとするパット。時代の流れに逆らうかのように変わる事ないビリー。
2人の比較をうまく描いている。
印象的なのはパットがビリーを撃ち殺すシーン。ビリーを撃ったパットは、その背後、鏡に写る自分自身を撃つ。
パットにとってビリーは自分自身であり、なりたかった自分だったのではないか。そして、パットは鏡に写る変わってしまった自分を撃ち抜くのだ。
2人の男の友情を描きつつ、変わりゆく時代を描く。傑作である。
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