ビリー・ザ・キッド 21才の生涯のレビュー・感想・評価
全5件を表示
クリスクリストファーソンさん、追悼
サムペキンパー監督 21歳で亡くなった伝説の悪党を演じた、クリスクリストファーソン 童顔の顔でまさかシンガーとは知らなかった。内容はそんな面白くはなかったけど、コバーンとかペキンパーらしさが出てました。ボブディランが出演してましたね。
今や時の人ボブ・ディランが演技している
ずいぶん昔に見た一本で、「つまらない映画」という印象しか残っていないのですが、その時から強烈に記憶に焼き付いたのがボブ・ディランの存在感。はっきり言って映画の中で一人だけ浮いています。
ラストで、名前を尋ねられ、「名無し」と名乗る短いセリフだけの、これといった演技の必要ない役で、華を添えるキャスティングだったのでしょう。それでも、けっこう頻繁に登場したので、長期間拘束され、それなりに準備が必要だったはずで、ディラン側のスタッフはなかなかにナーバスに交渉したことが想像できます。
今となっては、なぜ見たのか理由すら思い出せない映画です。
ペキンパーショット最多
逃げる悪漢を保安官が追跡する、というだけの内容ですが、様々なエピソードが
挿入されます。ただし、エピソードはすべて独立していて、全体としての筋書を構成しているわけではなく、とにかくペキンパー史上最もペキンパーショットがふんだんに出てきます。
特長的なのは画面構成やカメラアングルがカッコいい、換言すれば「シャシン」がキマった映画です。
アコギのストロークが包み込む
システムが変わる。
人が変わる。
変わっちまった悲しみ。
変われなかった悲しみ。
生命力溢れるファック。
なくなるものへの鎮魂歌。
どちらも包み込む。
思わずポエムっちゃうくらいの佳作。
こういうの観れて良かったー。
三人の人気歌手が出演するニューシネマの傑作
一人目はボブ・デュラン
ビリーザキッドの仲間の端役として出演
少しだが台詞も見せ場もあり何度も登場する
彼の歌唱と演奏による主題歌が全編に流れ、本作のムードに良く合って溶け込んでいる
彼の役名はエイリアス、偽名の意味の単語つまり、名乗ったのではなく、名無しの権兵衛と言ったのだ
演技と言うべきものはないが存在感はさすがだ
二人目はクリス・クリストファーソン
カントリーロックの人気歌手
ビリーザキッド役だが、いまいち華がなかったのは残念
しかし、彼のシャツを第二ボタンまで開けて黒いベストを羽織り、長髪の出で立ちは素晴らしくビリーザキッドそのものを表現してみせている
この姿は数年後にスターウォーズのハン・ソロの姿として、そのまま物腰までコピーして引用されているのだ
それだけ彼のビリーザキッドが印象深いという証明でもある…続きを読む
全5件を表示