ビフォア・ザ・レインのレビュー・感想・評価
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Time never dies.The circle is not round.
同じ『ビフォア』と同じ冠詞で付くので鑑賞した。表記の落書き『時は死なず 巡ることなし』しかし、最後に時は巡る。
脚本がよく出来ているが、一点だけ撮れるはずの無い写真が机の上にあった。細かい様だが、しっかりした脚本なだけにその意図が理解出来ないとしっくり来ない。
しかし、傑作だ。
因みに、リー・オスカーのファンでこの映画見るのは二回目『ビフォア・ザ・レイン』が好きだった。題名は知らなくても聞いた事ある人は多いと思う。
追記
『ビフォア』つながりで同じ世代の監督どうし意識していると思う。テーマは違うが、設定がすごく似ている。かたや18年もかけて3話。この話は3話経過して、1秒も進んでいない。
地誌学上、フランスやドイツ、イギリスは西側で辺境の地。アメリカはファーウェストど田舎。ここが歴史あるヨーロッパの原点。日本みたいなにわかナショナリズムではなく、良し悪しは兎も角狭い場所に色々なナショナリズムが散在している。理由は宗教やイデオロギーや民族ではない。全部お金。
付け足し
デフォルトの話がささやかれるが、要はイギリス、日本、アメリカ等の先進国の企業の一部が、インドや中国に頭がすげ替えられている事に気をもんでいるに過ぎない。パンデミックよりも、戦争が問題で、寧ろ、先進国の企業は軍事的な利益は大きいと思うし、デフォルトを心配しなけりゃならないのはこの分野。もうすぐ、日本もこの分野に大々的に参入するだろう。良い悪いは別として、その時少しは景気が戻るかもしれない。だが、結局は人口が大きく減るので、内需は頭打ち。日本は海外のことなんか考えている余裕はない。でなければ、若者は日本から海外へEXODUSずべき時が来ていると思う。勿論、根っこごと。
無限ループの映画
いやぁ~、これは凄い映画だ!
3話から成る映画だが、3本の映画が円を描くように1本になる映画であり、まるでメビウスの輪みたいな作品。
第一話「言葉」は、キリルという沈黙中の若い修道士が彼の部屋に隠れていた少女ザミラに「かくまって!」と頼まれる。場所はマケドニア。その僧院に銃を持った多数の男がやって来て、どうやら少女は自分の兄を殺して逃げているようだった……。
第二話「顔」は、場所がロンドンに移って、女が夫に離婚を切り出そうとするのだが、そのレストランで諍いが始まり、そのうち争っていた男が銃を乱射し始めて……。
第三話「写真」は、ピューリッツアー賞を獲った有名カメラマンが24年ぶりにマケドニアに戻って来たのだが、銃を持った男たちがいて、幼なじみの女性が「娘がいなくなった」と尋ねてくるが……。
と書くと、無関係の3話オムニバスのようだが、映画を観ると「映像で無限ループのようにつながった物語」が見られる。
ミルチョ・マンチェフスキー監督の傑作!
ニャン子好きには要注意作品
TSU●YAの発掘良品は誰が発掘してるんだよ…
ノンビリ見たいので、毎度吹き替え版見るのですが…
できない!
前回も発掘良品に同じようにしてやられ1時間もしない内に鑑賞を終えた記憶が戻り…嫌〜な予感が。
そして前半の雰囲気…全く同じではないか!
3章からなる作品で、1章ではこの作品は何を主張したいのか意味を理解する事ができず宗教戦争?を題材にしてるのか?と思いながら2章では銃って怖いなぁと3章でも銃って簡単に人が死ぬよねぇと。
1〜3章別々の人の動きが…まぁ結果繋がるわけで。
深い作品なのかもしれないが、よくある作品に思えて…よくある中でも感情移入も理解しようとも思えず。私には先に打ち込んだ率直・簡単なレビューしかできない。
とりあえず一人の行動が色々な人の人生に繋がっているのですね。
にゃん子好きな方は1章は注意してみてください…………。
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