ビバリーヒルズ・コップのレビュー・感想・評価
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粋
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久々に会いに来た友人をその直後に殺された刑事のエディ。
捜査からは外され、なので休暇を取って友人の地元ビバリーヒルズへ。
そこで共通の女友達から話を聞く。すると自分の雇い主に最近彼を紹介したとのこと。
雇い主は絵画商で、エディが会いに行くといかにもマフィアな感じだった。
物的証拠はないが状況証拠はあり、エディはこの絵画商を調べて行く。
その間にエディは何度かビバリーヒルズ警察につかまり、尾行もつけられた。
しかし巧みにそれを巻きながら、絵画商への独自捜査を続けて行く。
ビバリーヒルズ警察はお堅くて全く融通がきかなかった。
でも正義感の強い若い刑事を中心に、エディへの協力者が出始める。
最後は上層部無視で現場の刑事達が協力してくれ、絵画商の麻薬取引を抑える。
で銃撃戦の末勝利、ビバリーヒルズ警察上層部も、最後は目をつぶってくれる。
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高校生とか大学生の頃に見たと思うが、今見てもやっぱり面白い。
エディ・マーフィー個人が特別好きなわけではない。
でも彼の映画には何とも言えないリズムがあり、時間が経つのが早い。
今回もお堅い警察が徐々に味方になって行く感じが粋でいい。
ただこの時代の刑事物にはありがちだが、犯人を逮捕せず殺す。
悪いヤツなのでそれでOK、ハッピーエンド!ってのには少し違和感あるなw
意外に正統派ポリスコメディ
公開時劇場以来30年ぶり。
もっとドタバタっぽい印象でしたが、再見すると意外に正統派のコメディ色と地道なポリスアクション色が絶妙のバランスでした。
マーフィ選手、最近ご無沙汰なので久々に勇姿を拝見したいですね。
マシンガントーク‼️
悪玉を探し求めてデトロイトからビバリーヒルズにやってきた黒人刑事アクセル・フォーリーが、地元の2人の刑事と手を組み、派手に悪玉一味を退治する‼️機関銃の弾よりも早口なエディ・マーフィがテーマ曲「アクセル・F」に乗って大活躍‼️愉快痛快ホントに面白い‼️もっと英語がわかれば、もっと面白かったとは思います‼️
【エディ・マーフィならではのマシンガントークとセンスある笑いを絡めたテンポ良き勧善懲悪ストーリー展開と、不惑以上であれば誰もが聞いたことが有るメインテーマに魅入られるアクション・コメディ作品。】
ー デトロイトのタフネス刑事、アクセル・フォーリー(エディ・マーフィ)が、友人を殺した犯人を追って、お上品なビバリーヒルズへと殴り込む。-
■幼なじみのマイキーが何者かに殺され、その手掛かりを追って彼の暮らしていたビバリーヒルズに向かったデトロイト市警のアクセル。
地元の刑事コンビ”ビリー&お堅いタガート”を巻き込みながら捜査を進める中、マイキーを雇っていた実業家メイトランドの表向きは画商だが、裏ではコカイン売買に関わっていた正体を知る。
◆感想<Caution!内容に触れています。>
・アクセルは自分を見張る”ビリー&タガート”にホテルのルームサービスでシュリンプ・サンドを届けさせ(嬉しそうに頬張るビリー。)、その間に二人の車のマフラーにバナナを三本。で、二人の車、ノッキング。
・更にアクセルは、二人を怪しげな店に連れて行き、(ここでも、嬉しそうなビリー)入って来た6月なのに皮ジャンを来ている二人を見つけ、銃乱射を阻止。
ー ボゴミル警部補の前で、嘘八百の二人を庇う話をする、アクセル。だが、嘘は直ぐにバレて・・。けれども、アクセルと”ビリー&タガート”の間には絆が出来る。
<アクセルと”ビリー&タガート”はボゴミル警部補の指示に逆らい、メイトランドの屋敷に潜入。アクセルの旧友ジェニーを盾にするメイトランドを正当防衛で倒すが、今度はボゴミル警部補の上司の超オッカナイ警察本部長に嘘の証言を真面目な顔でするボゴミル警部補。(可笑しいなあ。)
で、アクセルはホテル代を全て警察に負担してもらい、”ビリー&タガート”と呑みに行きのである。
今作は、今観ても面白いアクション・コメディ映画である。>
今、この映画にどれほどの価値があると?
エディ・マーフィのトーク力、立ち居振る舞いの面白さで最後まで見せてしまう力技。とくに見るべきストーリーもなく、アクションも平凡。キャストも特別凄い俳優が出てるでもなく。
当時の人気絶頂だったころのエディなら、「見たい」となるだろうけど、今あえてこの映画を見る価値がいったいどこにあるだろう。
個人的には、大好きだった俳優のマイケル・J.フォックスなんか、たくさんの主演作品を残したが、今見るべき価値のある作品は「バック・トゥ・ザ・フューチャー」ぐらいか。エディ・マーフィーも、そんなカルト的人気作が一本でもあれば、その評価も変っただろうが。
伝説にもなってないし、カルト的支持もない。興行のランクにも、オールタイムベストにも顔を出さない。時代のあだ花だ。
あんなに早口でNGはないのか?
エディのまくし立てるような早口から発せられる言葉が面白くおまけに話の展開も早いので飽きさせない。
エリア外から来た警部に意地悪するビバリーヒルズの警部達。
それをわかった上でエデイの大胆な行動がうまく溶け合って(ビバリーヒルズの警官達が翻弄されているだけだが)笑いが生まれ結果に快感。
銃撃戦ではあんなに打たれても当たらないのが不思議であったが、とりあえず「エディやるなあ」という映画だった。
久しぶりに見たが全然色あせてなかった。
脚本賞ノミネートにも頷ける。
ところで最近エディの作品を見えへんな。
ファンとしては次作を期待してるんやけど・・・
痛快娯楽映画
初めて見た時はテレビだった。風呂から出た後に弟達が見ているので途中から見た。とても面白くて釘付けになった。・・・途中から見ても面白いというのはなぜだろう?・・・小気味の良いテンポというものが出来上がっているのかな?主人公が輝いていたのかな?・・・映画というのは前半部分で主人公はどういう人でどういうピンチにハマっているとか説明しないと面白くないから説明するのだが。・・・途中から見ても面白いとは大したもんだ。そしてもちろんその後 レンタル屋でVHSを借りてもう一度最初から見て楽しんだ。とにかく楽しめる映画であることは間違いない。
ついでに書いておくと黒人主演の最初の映画はたぶん「夜の大捜査線」だ。とてもヒットしたというこの映画は黒人主演の映画を作ろうと企画して作った映画だと思われる。だからなんというか・・自然な流れと言うか・・・面白い映画を作ろうと思って面白い黒人を主演に据えた映画ではこれが多分ハリウッド最初の映画だと思う。ある意味この映画が大ヒットしたおかげで、その後男性のみならず女性の黒人も主役として映画に登場するようになった。
この映画を観て面白かった人は、エディマーフィが主役に抜擢されるきっかけになった「48時間」も是非見て欲しい。そっちの方はハードな刑事もので、笑いと同時に迫力もあって見ごたえがスゲーよ。
Glenn Frey - The Heat Is On (From "Beverly Hills Cop" Soundtrack)
富山敬が吹き替えたバージョンを見た(サブスクで山寺宏一バージョンが配信されてるがそれもまた面白い)。上映当時はエディ・マーフィが大嫌いだったが改めて見るとノリノリのアメリカンムービーで最高に面白い。地上波初放送テレビ朝日系日曜洋画劇場1988年5月8日
テーマが耳から離れない
エディ・マーフィの代表作で、やりたいようにやる敏腕刑事を演じている。
デトロイトの刑事が、ビバリーヒルズで働いている友人が殺された事件を、勝手に捜査することに。
ビバリーヒルズの警察官がいい人ばかりなので安心だ。
考えてみると実は革新的な映画なんです だからいつまでも色あせないし、面白いのです
猛烈に面白い!
何度観ても、いつ観ても面白い
傑作中の傑作です
音楽を含めて大好きな作品です
冒頭の主題歌が有名ですが、テクノポップとファンクの融合したようなアクセルFという劇中曲も最高です
こっちの曲こそ80年代の空気を反映した本作のイメージにピッタリの名曲です
ポインターシスターズやパティ・ラベルの歌も挿入されていてこれも好きです
1984年公開
エディ・マーフィ23歳
既に日本風に言えばテレビのお笑い芸人として超人気者
映画には1982年の「48時間」でデビュー済み
単独の主演は本作が初
80年代の雰囲気が濃厚に充満しています
しかし当時をなつかしむだけの映画ではないのです
そして単にお気楽なコメディ映画というだけではないのです
考えてみると実は革新的な映画なんです
だからいつまでも色あせないし、面白いのです
まず黒人が主人公の映画であることです
もちろんそういう映画はそれまでに山ほどあります
1970年代にはブラックプロイテーションと呼ばれる黒人向けの低予算B 級娯楽映画が花盛りでした
有名な作品を挙げると「シャフト黒いジャガー」とか「スーパーフライ」、「コフィー」、「101番交差点」とかとかです
これらは出演者も監督も撮影スタッフも黒人なら、もちろん観客も黒人です
つまり黒人のコミュニティーの中で閉じていたのです
白人を中心に黒人を含めた全人種向けのハリウッド映画はごくごく少数しかなかったのです
ヒットしたものは1967年の「夜の大捜査線」ぐらいだけではないでしょうか?
本作はその「夜の大捜査線」から17年振りの黒人が主人公の全人種向けの映画で大ヒットを飛ばした作品なのです
その後はご存知のとおり、今では黒人が主人公の白人や全人種向け映画はもう珍しいことも全くないのです
本作は考えてみれば「夜の大捜査線」と構造が良く似ています
白人の町に黒人の刑事が乗り込んで事件を解決していくお話です
最初は非協力的な白人の警官も、黒人主人公の有能さと人柄に次第に心を開き、主人公と一緒になって犯人を挙げるのです
本作では主人公はデトロイトからやって来ます
デトロイトはモータウンの街
かって自動車産業の黒人の工員達が沢山住んで大いに栄えた都市です
だから黒人音楽の名門モータウンがその街で創業したのです
つまり黒人の大都市というイメージです
そこの刑事がビバリーヒルズという白人の街に乗り込む構図なのです
「夜の大捜査線」ではNY 市警殺人課のパリッとした頭の切れる黒人刑事が、南部の白人が支配する町で捜査する物語です
つまり有能で人柄に優れる黒人が、白人の町で悪を糺すという物語
そして白人もその姿にいつしか協力する物語
人種を超えた友情と融和、正義を成すためには白人も黒人もないということ
それがアメリカの理想なのです
これが本作のテーマなのです
劇中の主人公アクセル・フォーリーや、その幼なじみで冒頭に殺されてしまう白人のマイキー、ビバリーヒルズで久々に再会する白人娘のジェニーの3人は、みな同級生で27歳ぐらいの設定のようです
ということはこの3人が10歳の小学生の時は17年前の1967年です
あの「夜の大捜査線」が公開された年なのです
これは偶然なのでしょうか?
その10年前の1957年、彼ら3人が生まれた頃
アーカンソー州でリトルロック高校事件があったのです
白人と黒人の分離教育が違憲となり、黒人の子供達が白人の高校に入学が認められたにも関わらず街を挙げての反対運動が巻き起こった有名な事件
つまりこの3人は、人種分離教育を知らない世代なのです
新しい人種平等の世代なのです
黒人のアクセルは、白人のマイキー、ジェニーと本当に仲の良い幼なじみだったことを本作は明確に描いています
そしてこの3人が10歳の頃の1967年
故郷のデトロイトは大きな黒人暴動が合った年なのです
その原因は白人の警官が無実の黒人を不当に射殺したことでした
近年、アメリカを大きく揺るがしたBLM運動と原因は同じなのです
そして本作から27年も過ぎたのにBLM運動が必要になってしまったということを考えなければなりません
本作が高らかに謳いあげたそのテーマが27年経って、あきらかに後退してしまっていることが明確になったということです
だからこそ、今こそ本作を観なければならないのです
本作のような時代があったのだ
あの時代を思いだせ
なんで後退してしまったのだ
誰が後退させたのか?
このような思いで本作を観るべきなのです
スパイク・リー監督なら、何を甘いことを!と罵倒されるかも知れません
しかし、理想の姿が本作に描かれてあるのは間違いないのです
そしてまた、刑事もの映画のコメディを切り開いた作品でもあります
それまではダーティハリーみたいな映画が主流でした
本作以降、コメディの刑事ものが沢山出てきて、今では珍しくも何ともありません
本作が切り拓いた新しい地平なのだと思います
ジャッキー・チェンの「香港国際警察」は1985年の作品
ことによると本作に触発されて撮られたものかも知れません
楽しく、それでいて考えさせられる映画です
永遠の傑作です
いやいつの日にか、単にお気楽な娯楽映画だけの存在になるべきなのです
王道展開
2021年2月7日@Amazonプライム
エディ・マーフィの代表作を拝見。
自分が生まれるよりはるか昔の作品なので、ストーリーや演出もちゃちいのかと思っていました。
しかし、今の刑事物の作品にもつながる王道的演出もあり、意外と楽しめました。
しかし3部作もいらんと思いました笑
敵が雑魚すぎて、どういう映画なのかわからなくなる瞬間が頻繁に、、、、
もし日本で同じ作品を作るなら、あの夜食もらって喜んでた若手刑事は岡田将生しかいないな。
エディの演技は見事
アマゾンプライムで観賞。
ストーリーとアクションは今見るとありきたりに感じる(84年の映画だから当たり前だ)が、
エディ演じるアクセルのキャラがいい。これだけで2時間近く退屈しないから不思議だ。
今こんな映画を作ると不謹慎とか言われるのだろうか…
久しぶりに見たけれど、やっぱり面白い。
30年以上前の映画だけれど全く色褪せない。
やっぱり心に突き動かされて行動して自らの正義を貫き、
そのためであれば規則を変えるくらいのことをやってのける。
誰かのために力を行使するということはそういうことだけど、
今これを見た人はどう感じるのだろうか。
下條アトムがいい
このシリーズや48時間が楽しかったのは、おそらく下條アトムの吹替が優れていたからだと思う。
若い頃は、大なり小なり、厨二なところがあったので、洋画は字幕じゃなきゃイカン、吹替なんて邪道だと、みなしていたものだが、歳をくって、下條アトムのエディマーフィーが、ホントにすごい、と判った。
いつの時代にも、はまり役の声優がいた。チャールズブロンソンの森山周一郎。ピーターフォーク(刑事コロンボ)の小池朝雄。
イーストウッドの山田康雄も、軽すぎるとか言われながら、適役だったと思う。
昔は、映画館でなければ、テレビで吹替の映画を見るのが、庶民の映画鑑賞の方法だったので、彼らのような代替不能な声優が存在した。
違う声でやったら映画が成り立たないほど、馴染み深いものだった。
下条アトムのエディマーフィーも最初はなんだかなあという印象だったが、映画をみていると、役にはまってくる。特に抑揚に特長がある。ふつう絶対にあり得ない抑揚で喋る。語尾が浮いたまま、言い終わっていないかのように言い終わる。いつも冗談なのか本気なのか不明瞭。この抑揚を創造した下條アトムは、すなわちエディマーフィーを創造した、といっていいと思う。
下條アトムのエディマーフィーが、何故すごいのか。
人生において、あまり言うことのないセリフだが、女性に「たのむよ、やらせてくれよ」と言ったとき、自分が、自然に下條アトムのエディマーフィーになったことがわかった。逆に言えば「たのむよ、やらせてくれよ」というセリフは下條アトムのエディマーフィーでなければ言えない、ということもわかった。
これを使ったのは大昔に二度くらいで、もう使うこともないだろうが、普通言えないセリフを言えるキャラクターを創造したのだから、下條アトムのエディマーフィーはすごい──のである。
ちなみに二度ともやらせてもらえなかったが。
陰鬱なシカゴの描写との対比も印象的でした。
友人を殺されたシカゴの刑事が、ビバリーヒルズで型破りな犯人捜査を繰り広げる物語。
48時間で脚光を浴びたエディ・マーフィ主演のコメディタッチのアクション映画です。
エディの軽快なマシンガントーク、爽快感すら覚える破天荒な行動。それらに困惑するビバリーヒルズの面々。リズミカルで印象的なBGMも映画にとてもマッチしていました。
ストーリーは極めてシンプル。アクションも決して派手ではありません。しかし上述の長所を損なわない絶妙な塩梅で、映画の完成度を高めたように思えます。
続編と共に、私的評価の高い作品です。
ハイテンション越境捜査!
"ビバリーヒルズ・コップ" シリーズ第1作。
"カンテレ Cinema Paradiso" で鑑賞(録画)。
エディ・マーフィー十八番のマシンガン・トークが炸裂していて楽しかったものの、コメディ要素は薄い印象でした。
80年代ハリウッド映画のハイテンションが大好きで、本作でもそれが存分に堪能出来ました。めちゃくちゃ満足。
ビバリーヒルズ警察に蔓延する権力者への忖度と尻込みをものともせず、信念を貫くアクセルがカッコ良かったです。
だんだんビバリーヒルズの刑事たちもアクセルに感化されていく。お馴染み展開からの銃撃戦に手に汗握りました。
※修正(2023/11/08)
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