「JモローとBバルドーのバディもの」ビバ!マリア SpicaMさんの映画レビュー(感想・評価)
JモローとBバルドーのバディもの
フランス人がウエスタン映画の制作に噛んでくるとこうなるのね、という感じ。
セクシーな旅芸人の女二人が、さすらいのガンマンよろしく大型機関銃をぶっ放して悪人を成敗するラストは痛快だ。
彼女たちはヒーロー。1965年の時点で女性がヒーローの映画ができてたのは知らなかった。さすがジャンヌ・ダルクの国。
旅芸人の女優二人が客を沸かせる競争みたいなモードに入ってしまう演出、演技もいいし、元々は戦いなどに興味のなかったモローの演じる主人公の一人が恋に墜ち、いつの間にか立派な闘争集団のドンになる流れと、そこに手を貸すバルドーのベストバディの感じも楽しい。
関係のないことだけど、日本のあのファビュラスな姉妹ユニットはこの二人をイメージしているような…
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