「安息は一瞬たりとも訪れない」ヒッチャー(1986) "Auggie" Wrenさんの映画レビュー(感想・評価)
安息は一瞬たりとも訪れない
鑑賞後にパンフレットを開いて、そこに載せられた写真の数々を眺めながら
背筋に冷たいものが走ったのは生まれて初めてかも知れない──。
陸送の仕事をするジム・ハルジーがシカゴからサンディエゴへと向かう砂漠地帯で1人のヒッチハイカーを拾う所から、物語はジリジリと、一瞬の安息もないまま転がり始める。
自らをジョン・ライダーと名乗るヒッチハイカーは、いきなりジムに死を突き付けて、恐れたジムに車から (無理矢理) 降ろされてからも
執 拗 な 迄 に
ジムを殺そうと追いかける。
た だ た だ ひ た す ら に。
その動機も、理由すらも一切明かす事なく。
ジムからしたら
そもそもなんでかよー分からんし
もーそーなってしもてんから
警察とか
法律とか
道徳とか
人生とか
人情とか
気にしてられまへんゎな。
何はともあれ
自らが生き延びる為に、
殺人鬼から逃げる為に、
法を犯す事も
濡れ衣を被る事すらも
どーでもよくなりーの
せやけど
ダガシカシ、
ジョン・ライダーは何処までも迫り来る…!!
アタクシ、実は初めましてやねんケド、
Rutger Hauer (ほんまに) 恐るべしっっ!!
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