「グリースvsレプリカント」ヒッチャー(1986) 万年 東一さんの映画レビュー(感想・評価)
グリースvsレプリカント
ポニーボーイ・カーティスを執拗な迄に追い続けるロイ・バッティな図。
神出鬼没に現れる動機なき追跡を楽しむジョン・ライダーの不敵さ、先の読めない展開と派手なアクション、シンプルな物語からの不穏でダークな雰囲気。
同性愛的な描写、父と息子のようにも、殺せるギリギリの恐怖心を抱かせ、ジムに対する執着心の意味は解らず、互いに生まれる不思議な情?
人物背景や伏線回収など面倒な説明は不要、無駄は全て剥ぎ落とし、徹底して追われる恐怖を描いた潔さと、異様に思えてくる二人の関係性。
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