ビッグ(1988)のレビュー・感想・評価
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童心を忘れずに。
とても面白かった。
13歳が大人になったら…漫画みたいな設定を最後まで面白く観れたのは、紛れもなくトム・ハンクスの演技だと
思う。
大人になっても心は13歳をそのまま体現していて
可愛く可笑しかった。
パフェのチェリーを欲しがり、キャビアを吐き
おもちゃで目一杯遊ぶ。
そして共に夜を過ごした翌日の朝のハイテンション。
子どもの頃の自分を思い出しました。
ラストの素晴らしさはスーザンの事を思っての事だと
思う。彼女の事を思うと切なくてならない。
10年後のジョッシュとスーザンの事を想像してしまうが
今のように上手くはいかないよな、
お互い違う人生を歩むんだろうか?と想像してしまう。
ジョッシュが子どもから大人になり、
また子どもに戻って来るが主軸なので、
大人パートは問題を投げっぱなしにしてたり、
もっとジョッシュはどこへ行った?
大人ジョッシュは一体誰なんだ?
正体がバレてしまいそうになる
みたいなドキドキパートがなかったのは、見終わってから
気になったけど、それでも最高に楽しい映画でした。
何度でも観たい名作だと思います。
ファンタジーの傑作
大人になりたい…
背伸びする少年ジョッシュが好きなこの前で恥をかく。大人になりたい願望を「ゾルダー」に依頼すると、翌朝身体が大人になっていた。
子どもの純粋な遊び心でおもちゃを作りヒットさせるが…
純粋な子供の心が次第に大人の思考になっていくと、誰もが同じように大切なものを忘れてしまう。
同時に信じて疑わなかった魔法など存在しないと決めつける。
しかし、その信じられない出来事が恋人のスーザンの目の前で起きたとき、彼女はすべてを理解する。そこが切なさになったとき、自然に涙が溢れてくる。
見た。
面白かったです。
子供がある不思議な力で体だけ大人になり、ビジネスマンとして成功する。
そしてそこに恋も芽生えるが、本当の事を告げ、最後はまた子供に戻る。
その中で親友との友情の大切さも描いている。
玩具メーカーとは言え、頭の中が子供の主人公が仕事で成功するはずないけどね。
でもそういう現実的な事に目を向ける気にはならなかった、1つのおとぎ話。
絶対観るべき映画のひとつ。
ちょうど仕事が忙しく、毎日深夜までというのが続き、完全に「大人」の発想になっていた自分に本当に大事なものは何か、というのを考えさせてくれた映画でした。文句なしに面白かった。
久しぶりに見たら感動した
「スプラッシュ」「マネーピット」「ドラグネット」などに出演していた頃のトム・ハンクスが好きでした。
今観ると、人生観が散りばめられていて、考えさせられます。
ジョッシュがなりたかった大人ってどんな人なのか。
大人になってから、元に戻りたい自分ってどんななのか。
子供の視点から見上げた大人の世界は、どう映るのか。
シンプルで美しい。良く出来た作品です。
徹底的にファンタジーなら
ファンタジーのカテゴリなんだけど、個人的には違うなといった感想。願いが叶う仕組みが演出的に弱すぎて、観ていて全く感情が入らないし、ロマンスの要素は要らないのでは?
ただ流石のトム・ハンクス、既に名優の片鱗を感じる演技だと思う。
久しぶりに観ると本当に心が穏やかになれる。本当に最高の映画です。 ...
久しぶりに観ると本当に心が穏やかになれる。本当に最高の映画です。
でも、オレオの白いとこだけ舐めて黒いクッキーは捨ててたのでマイナス0.5です。
脚本が抜群に面白かった!
『ビッグ』鑑賞。
*声の出演*
堀内賢雄
*感想*
少年ジョッシュは遊園地で、願いが叶えられる謎のコインゲーム機「ゾルダー」を見つける。身長が低くてジェットコースターに乗れなかった彼は「大きくなりたい」と願った。
そして翌日、不思議なことに体が大きくなって、大人になっていた!見た目は大人、中身が子どもという、まるで逆コナン状態に陥ってしまったジョッシュが様々な騒動を巻き起こすコメディ作品です。
期待してなかったのですが、脚本が抜群に面白かったです!友人ビリーの助けもあり、色々あっておもちゃ会社に就職して、ガールフレンドまで作ってウキウキ気分!
大人になったジョッシュを演じるトム・ハンクスが若いし、「子ども」を演じるのがめちゃめちゃ上手かった!小学生がやりそうな行動をやってるので非常に楽しかったです。
大人になったジョッシュは、恋人ができたことによって、そのまま大人になって生活するのか、それとも子どもに戻って元の生活に戻るのか、苦渋の選択を迫られて悩みます。
最後はどのような感じに締めるのかなって思ってましたが、とても感動しました!
父親に薦められて見ましたが、傑作でした!
オススメです!\(^^)/
おもしろくてちょっぴり切ない
子供の頃の純粋な気持ちを思い出せる映画です。
ゲームやおもちゃを純粋に楽しめた頃に戻りたくなります。
終盤は主人公の友達とのやりとりや恋人とのやりとり、親のことを思う気持ちいろいろ交差して少し切なくなります。
最後の恋人に見送られて家に帰るシーンが結構好きです。
翌朝いきなり大人になっても…
12歳の少年が大きくなりたいということから始まり翌朝目が覚めたらなんと大人になってるという設定で始まります。
だが、中身が12歳ということから何をすればいいのかわからないことばかりです。
しかし、彼は母のもとへ帰るかこのまま大人になるかという選択を責められるときの主人公はもう一度母(家族)のもとへ逢いたいと決めました。
ラストの主人公の告白に心にしびれました。
素直に楽しめる
早く大人になりたい、と思わない子供はいない。子供ごころを忘れたくない大人でいたい。そんな二つの思いを実現していて楽しかった。
トム・ハンクスはまだ髪もフサフサだったけど、この頃からすでに名優だった。
トムハンクスの名演
ストーリー: 話の大筋はシンプルでベタなもの。主人公が子供に戻る決断をした説得力が少し弱い気がする。何だかんだ楽しんで仕事&恋愛していたので。
とはいえ元々目指していたゴールに帰結しているので、分かりきっていた結末といえばそう。
キャスト: 13歳の内面を持ったまま30歳の大人になってしまった設定をトムハンクスが演じきっている。
目の奥にあどけなさを感じさせるのが凄い!
子供のトムハンクス
トムハンクス若い!今は落ち着いていて知的なイメージですが、昔は結構ベビーフェイスだったんですね。くるくるパーマがかわいい。演技と表情に子供がそのまま急に大人になったという説得力がしっかり感じられて良かったです。
スーザンが「ジョッシュは大人よ」と言ったり、子供だからこそわかることがあったり、子どもと大人の違いについても少し考えさせられました。人は良くも悪くも、立場や地位を与えられることで大人になっていくのかな、なんて思いました。どんなことも真剣に楽しんではしゃげる、子供のような心を持っていられるのは素敵なことですね。
足で演奏するピアノのシーンはとても印象的で微笑ましかったです。他にもトランポリンのシーンなど、見ていて自然と笑顔になりました。
話はわかりやすくてとても観やすかったです。上手くいきすぎにも感じましたが、コメディやファンタジーチックな作品なので問題ないかと。
ヒロインのスーザンは大人で格好良さもある女性でありながら、ジョッシュといる時はかわいらしい少女のような面も見せるのが良かったです。
ビリーはやんちゃっぽさもありながら、いい子でかわいかったですね。終盤のトランシーバーからのジョッシュの母親とのシーンが好きでした。
字幕で見たのですが、ラスト近いシーンのセリフがちょっとわかりづらかったです。後で調べてちゃんと理解できました。とてもいいシーンなので、もっとわかりやすく訳して欲しかった。
ラストは額に…というのが切なくて、でも温かくて素敵な演出でした。
トランポリンを飛びたい
そういう気持ちになる。自らの「大人」を剥ぎ取れば、もっと魅力を持った何かになれるのではないか?「大人」とはそもそも何か?それを纏う意味を自問してしまう。
「大人」でない主人公が社会的な破綻を迎えず、逆に「大人」に染まることの弊害を示している。はっきりと「大人」を否定してくる。それがこの映画の良さでもあり悪さでもある。
FAOシュワルツでの鍵盤で踊る名シーンが印象的。子供にぬいぐるみを買った店。残念ながら2015年に閉店したようである。五番街では賃料が合わなくなった模様。懐古的であってはならぬが、淋しさはある。
私の中にも子どもがいる
一見すると突飛な話なんだけれど、主人公が大人に対してビクついたり、非常識な行動を取ってしまったりするところが、なんだか自分のことみたいに感じた。私だって、13歳の頃から内面的には少しも成長してないんじゃないだろうか。ただ、その子どもっぽさを隠すスキルは少し身につけているから、外見上は大人っぽく振る舞っているけれど。そういうスキルを習得することが大人になるということなのかもしれない。子どもっぽさを隠すのが上手くなるにつれて、心が屈折して、嘘つきになったことは否めない。
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