「いつまでも純粋無垢ではいられない、少女期の終わりというか。」ピクニック at ハンギング・ロック クリストファーさんの映画レビュー(感想・評価)
いつまでも純粋無垢ではいられない、少女期の終わりというか。
若く美しく、純粋無垢な少女。
着ているドレスのように真っ白で何物にも染まっていない。
直接的には何が起こったのかは分からないし、見るものに委ねられてもいるのかも知れない。
とてもいろんなことを考えさせられた。
ずっと純粋無垢ではいられない、ということや、虚構はいつか暴かれる。
一見目的もなく無駄なことをしているように見える集団は、現実の日常を過ごす人間の姿の揶揄だろうか。
解説が欲しいような、自分の解釈で良いような。
不思議な鑑賞後感だった。
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