ピースメーカーのレビュー・感想・評価
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なぜアメリカを狙う??
連邦崩壊時のロシア。奪われた核弾頭を追う主人公達の活躍を描く物語。
ジョージ・クルーニーとニコール・キッドマンが共演するアクション巨編。
とても良く仕上がった映画です。アクションにはしっかりとお金をかけ迫力十分。物語はテンポ良く、構成も良く練られていて飽きさせません。
ソ連崩壊、ユーゴ情勢等の当時の世界情勢をしっかりと組み入れたプロットも好感が持てます。
ただ、映画として面白みを感じ難い映画でもありました。
理由はラスボスの動機に現実味がないこと・・・・これにつきます。
「逆恨み」って言葉も浮かびますが、それ以上に「適当」という言葉の方が適切に思える位、非現実的な動機。
この動機に納得感が得られない為に、映画自体が随分軽く感じられてしまいます。
私的評価は普通にしました。
今見ても、発見がある
一言「1ミリも覚えてなかった!!」(いつもだw)。
四半世紀ぶりだと、本当覚えてなく。
実はクルーニー様の出演作って、当たり外れがあり。
これは「当たり」の方。
ちょっと面白いのが、クルーニー様が冒頭20分ほど出てこないし。
「核の紛失を隠すために。核爆発を起こす」。ええ?!。
一番の悪党と目星をつけても、次々死んでいくし。
結構スリル・ハラハラ・ドキドキ。
今回見て考えさせられたのが。
紛争地域(サラエボの設定)で、和平交渉の仲介役・平和の使者=ピースメーカーのくだり。
西側の国(アメリカ等)が、間に入っても。所詮机上の話。
失った家族は戻ってこない、と。
アクション盛りだくさんの上、ロマンス話が一切ないのも。
私好みでした。
⭐️今日のマーカーワード⭐️
「君にはその覚悟が?」
強奪された核弾頭の行方を追う展開はなかなかスリリングだ。 ただ、首...
若くてかっこいいクルーニーが見れる
映画の製作側に回ることの多い、ジョージ・クルーニー。セレブのパーティーや、レッドカーペットでの映像で見かけることが多い気がしますが、この頃のクルーニーは出演作品も厳選して、本当にやりたいプロジェクトに取り組んでいた気がします。
意外に掘り出し物なのが、この映画。ニコール・キッドマンの政府高官と、型破りな軍人との、いわばバディムービですが、骨太のアクションに引きこまれます。個人的には、クルーニーで一番好きな映画です。
恋愛の要素がないのも良かった。普通なら、美男美女の緊迫した展開に、ロマンスの要素も入れたがるところですが、最後までシリアスにテンポよく進んでいきます。もしかしたら、撮るだけ撮って、採用しなかったのかな。想像でしかありませんが。
可もなく不可もなく
ニコールキッドマンが最も美しく可愛い時期
チラリ映るあのビル。98年か。
BS-TBS吹替版鑑賞。 冒頭の展開でいきなり核爆発が起こるという...
正しさの入り口
ニコール・キッドマンがかっこいい
スタイリッシュなニコール・キッドマンと
ドリームワークス第一回作品
ロシアの廃棄される予定の核がテロリスト集団に盗まれる。
アメリカは核専門家(ニコール・キッドマン)とテロ対策専門家(ジョージ・クルーニー)を現地に派遣する。
ジェットコースタームービーの代表格で、次から次へと危機に見舞われる。
主役二人の淡白な関係がいい。
9・11前に作られた映画
ド派手な爆発シーンと銃アクション。すごいことは確かなのですが、2年前に観た記憶が全く消えてしまっていた・・・それほど残らない映画。テロは許されないことだけど、アメリカが軍事介入するのもよくない!ミミ・レダー監督がスピルバーグの弟子であり、女性監督だということも今日知った。
クルーニーの「アメリカはテロの養成機関か?」という言葉が妙に生々しい。テロリストが言う「兵器を作ったのは西側諸国だ」というのも正しいし。標的がニューヨークになったのも同時多発テロを予測していたかのような内容になっている。ツインタワーが高く聳え立つ映像には涙が出てきますね。
完全なアメリカ万歳映画にはせずに、テロリスト側の気持ちを少々描いているところが良かったです。
ピースメーカー:1個の核弾頭を望む男が危険よ【洋画名言名セリフ】
【ピースメーカー:おすすめポイント】
1.当時36歳のトム・デヴォー(米陸軍中佐)役ジョージ・クルーニーと当時30歳のジュリア・ケリー(原子力科学者)役ニコール・キッドマンの二人がめちゃくちゃ最高!!!
2.20年前の映画と考えればいろんな意味でよくできている作品!!
3.映画監督のスティーヴン・スピルバーグ、レコード会社経営者のデヴィッド・ゲフィンの二人で設立した「ドリームワークス」の第一作目の作品!
【ピースメーカー:名言名セリフ】
1.トム・デヴォー(米陸軍中佐)役ジョージ・クルーニーの名言名セリフ
→「こうしている間にも核兵器がイランに向かっているんだ」
→「あなたに現場の苦しみが分かるか」
→「地獄に落ちて皇帝になれ」
2.ジュリア・ケリー(原子力科学者)役ニコール・キッドマンの名言名セリフ
→「国内に大量殺戮兵器が運び込まれています」
→「10個の核弾頭を望む男より1個の核弾頭を望む男が危険よ」
3.デューサン・ガブリック役マーセル・ユーレスの名言名セリフ
→「故郷を昔に戻してほしい」
【ピースメーカー:個人評価=★★★★】
★★★★★:今すぐ観るべき‥人生を生きる為の何かを教えてくれる貴重な映画
★★★★:早めに観るべき‥観る人だれにでも何かを与えてくれる大事な映画
★★★:まあ観ても良し‥観る人によっては全く意味を持たない普通の映画
★★:観なくても良し‥単に時間だけを浪費してしまう可能性が高い映画
★:観てはいけない‥観た後に非常に残念な気持ちを感じてしまう映画
20151123 勧められて初鑑賞!
ジョージ・クルーニー&ニコール・キッドマンが出演するアクションときいて初鑑賞しました。意外と面白かったです!この二人の組み合わせがなんか珍しい気がします。当初はよくあるアクション物かと思っていましたが、犯人側のその動機や背景が明らかになるとなんとも言えない気持ちになりました。現代の情勢を思うとさらに。まあ、色々とツッコミどころもありますが、それでも観て楽しめたのでよかったです。
かっこいい~
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