バンド・ワゴン(1953)のレビュー・感想・評価

バンド・ワゴン(1953)

劇場公開日 1953年12月15日
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ザッツ・エンターテイメント!

フレッド・アステアが出ていてこれか?
というのも少しの辛抱
終盤、炸裂します
本場の本物の芸を堪能しましょう

あき240
あき240さん / 2018年6月28日 / Androidアプリから投稿
  • 評価: 5.0
  • 印象:  -
  • 鑑賞方法:-
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☆☆☆☆★★ 《プランを変えよう》 オープニングのオークションと共...

☆☆☆☆★★

《プランを変えよう》

オープニングのオークションと共に、本物のエヴァ・ガードナーが登場する等。
今ではすっかり落ち目に成り下がってしまった、元ミュージカルの大スターであったトニー・ハンターことフレッド・アステア。
おそらく戦前から彼を見続けていたファンだったならば、ショックを起こして心臓が張り裂けんばかりであったであろう。

かくして新進気鋭の演出家のコルドバを迎え、この舞台は船出をする。

だが…。

コルドバは野心溢れる演出家だったのが悪かった(笑)
エンターテイメントよりも芸術に趣きを置いており、トニーの意図する【真のミュージカル】とは違っていたのだ。
…とは言え、彼は舞台の構想を話す。その時の台詞。

「演劇とはエンターテイメントだ、ビル・ロビンソンの魅惑のリズムと…分かってる彼は階段で踊った」

…と言いながら、本物のビル・ロビンソンさながらのステップを踏みながら階段を上がるコルドバ。この場面1つで、如何にこの作品がミュージカル愛に溢れているかを知る事が出

コルドバは振り付けに知り合いのポール(ジェームズ・ミッチェル)そして彼の恋人であるバレエダンサーのガブリエル(シド・チャリース)をトニーの相手役に配す。

ジェームズ・ミッチェルとシド・チャリースはダンスパートナーとして何度も共演した名コンビ。
この作品の翌年には『我が心に君深く』で素晴らしいダンスを披露している。

舞台は生き物だ!舵取りの力量で平穏な船出となるか、それとも嵐に巻き込まれてはあえなく沈没してしまうのか…。
そんな周囲の心配をよそに舞台の舵取りを始めるコルドバ。
最早誰にも彼を止める事は出来なくなってしまう。
とにかくコルドバ役のジャック・ブキャナンが素晴らしい。
その舞台に賭ける情熱と熱量には、誰もが圧倒されてしまう感じが良く出ている。

勿論主演のアステアの素晴らしさは折り紙付き。
特にミュージカルコメディーとして、この作品の根底を支えているのは、アステアの数多いコメディー演技の賜物だと断定出来る。
例えば♫シャイン・オン・ユア・シューズ♫の場面等は、一体どれだけのギャグが積み重なれているのか…を数えてみたら分かるし。 ※ 1 初めてシド・チャリースと顔を合わせ、思わず階段を使い身長を見比べる場面。そしてリハーサルシーンに於ける独立宣言こそは、アステアのコメディー演技の真骨頂に他ならない。

そんなコメディー場面として忘れてはいけないのが、支援者達がプレビュー公演の際に見せる唖然とした顔、顔、顔(^^)
単純では有るがこの素晴らしい演出。
監督ビンセント・ミネリの演出はまさに神懸かりとも言える場面の連続。
♫シャイン・オン・ユア・シューズ♫を例にすると。ホットドッグを欲しそうな男の子が居て、数々のゲームに興じる背の高い女性。そして寂しそうにうなだれている靴磨きの黒人男。
それらアンサンブルの中にアステアが加わり、明るく楽しい歌とダンスのハーモニーが奏でられる。
その色彩設計の素晴らしさと、目眩く映像の魔術。

更に反目していたアステアとチャリースだったが、やっと心を通わせ合う♫ダンシング・イン・ザ・ダーク♫の世界遺産級ダンス。
馬車に乗る2人。聞こえて来るメロディー。
「踊りたい」…とゆう2人の気持ちが、最高潮に達するまでのその演出の素晴らしさ。
リハーサルシーンでの何気ない動きが、このダンスシーンには入っており、「何故2人は急に踊っているのに動きが合うのか?」と言った疑問を抱かせない様になっている。
実は劇場のスクリーンで、初めてこの場面を観た時には、思わず号泣してしまった程だった。

かくしてこの舞台に観客の審判はくだされ、全ては無駄に終わる…かと思いきや。

そう!《プランを変えよう》

ミュージカルには魔術が起こるのは必然なのだ!

エキストラ達とのアンサンブルが素晴らしい♫アイ・ラブ・ルイーザ♫等を挟んで、遂に♫プランを変えよう♫が。

この楽曲こそがこの作品のキモだと言える。
アステアの代名詞と言える山高帽にステッキ。
洗練された2人の粋。
これぞミュージカルと言える白眉の場面だ!

ところがこれで終わりでは無いのがこの作品の凄いところ。
この後にプロダクションナンバーの《ガール・ハント・バレエ》が!
ここで【セクシーダイナマイト】こと、シド・チャリースの魅力が爆発する。
振付マイケル・キッドによる斬新なこの場面によって、『バンド・ワゴン』はミュージカルの枠を超え、映画の歴史に残る名作に引き上げられたと言って良いのだろうと思う。
但し、あまりの斬新さ故に以後のミュージカル作品が。それまでのタップダンスを中心とした個人のパフォーマンスから、大勢のダンサーが同じ動きをする群舞へと移行するきっかけを作ってしまった事実は。ミュージカルの歴史にとって諸刃の剣だったのかも知れないのだけれども。

そして映画は全てのエンターテイメントを賛美する♫ザッツ・エンターテイメント♫で締めくくられる。

ちくしょう!また泣かされたぜ!

※ 1 そう言えば、このアステアがチャリースの身長を気にするシーンは。実際に映画撮影前にアステアが本当にチャリースとの共演をごねた実話らしいし。映画同様に撮影が進むにつれ、周りのスタッフ・共演者との関係が良くなって行ったとのこと。
また、チャリースが「作品を博物館で観た…」とゆう台詞は。『バンド・ワゴン』から遡ること2年前。『恋愛準決勝戦』で共演したジェーン・パウエルが、初めてアステアと顔を合わせた時に、緊張のあまりに言った言葉だった。
その様に。トニー・ハンター=フレッド・アステアは現実に起こった出来事等を辛辣に反映させた、或る意味では残酷な話でも有るのだろう。
しかし出来上がった作品には、その様な雰囲気は微塵も感じさせられず。全編でミュージカル愛に溢れた完璧な作品…と言わせて貰いたい。

初見は【さよなら日比谷映画フェスティバル】より日比谷映画館で『イースターパレード』との2本立て
その後に、やはり『イースターパレード』との2本立てで銀座文化1にて

松井の天井直撃ホームラン
松井の天井直撃ホームランさん / 2018年2月25日 / iPhoneアプリから投稿
  • 評価: 4.5
  • 印象:  -
  • 鑑賞方法:-
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名作ミュージカル

ミュージカル界の大スター、フレッド・アステア主演で、MGMミュージカル三大傑作の1つと言われている本作。歌やダンスは言うまでもなく素晴らしい。Shine On Your Shoes, That's Entertainment, Dancing In The Darkは特によく、Dancing...の印象的で忘れられないほどロマンチックなシーンは、あの『LA LA LAND』に影響を与えた。当時のミュージカルはなんといっても、歌い、踊っているときの表情が本当に素敵なのである。

nagi
nagiさん / 2017年5月17日 / iPhoneアプリから投稿
  • 評価: 3.5
  • 印象:  楽しい
  • 鑑賞方法:DVD/BD
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ヴィンセント・ミネリのミュージカル♪

BSプレミアム

ヴィンセント・ミネリのミュージカル♪
全部おんなじ(^-^;
でもステキ!
踊りが何と言ってもすばらしーので観ちゃう

mamagamasako
mamagamasakoさん / 2016年5月10日 / PCから投稿
  • 評価: 3.0
  • 印象:  -
  • 鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
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いい終わり方 ネタバレ

※本文にネタバレがあります。 [ ▼クリックして本文を読む ]

パリのアメリカ人に出てた人だー!ってなりました

歌って踊る系は苦手なのに
なんやかんや楽しくみれました

大円団ってかんじ

とば
とばさん / 2016年4月18日 / PCから投稿
  • 評価: 1.5
  • 印象:  楽しい
  • 鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
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ザッツ・エンターテインメント!

渋るアステアを「ザッツ・エンターテインメント」の曲で躍らせ、唄わせ、その気にさせているシーンが好きでした。そして、ミュージカル以外のシーンでは、シド・チャリシーの美しさに目を奪われました。そして、ラストシーン! やっぱり嬉しかったですね。
ただ、シド・チャリシーの心の揺れがもうちょっと描けていたら、よりラストシーンが盛り上がったかな、とは思いましたね。

チャーリー
チャーリーさん / 2014年5月18日 / PCから投稿
  • 評価: 3.0
  • 印象:  楽しい 幸せ
  • 鑑賞方法:DVD/BD
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