パルプ・フィクションのレビュー・感想・評価
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難しい…けど面白い!
時系列も場所もバラバラな物語が進んでいくにつれ、ストーリーが明らかになっていく。
伏線たっぷりで面白い!
けど洋画慣れしてない私としては顔と名前が覚えにくくて…
もう一回見たいと思います笑
基本的に物騒だけど、スッキリできる場面が多い作品で楽しめました(*´∇`*)
くだらないプロットで面白い映画にする才能
自分は映画を最後まで中断せずに観るのが苦手だ。10回以上に分けて、間に他の映画を鋏ながら鑑賞する事もある。
しかし、監督の作品はどれも中断する事無く観られる。しかも本作はプロットそのものはタイトルの通りくだらない内容にも関わらずである。
これがどれだけ凄い事か。自分が同じプロット渡されて映画を撮影したら、どれだけつまらない映画になるか想像もつかない。
どうせ名作なんでしょ?
お、おう(面白い)
タランティーノの詰め合わせ
洒落ているけどよくわからない
くっだらねえ糞ストーリー(誉め言葉)
合わさる話
これは面白い!
最高の"映画"体験
面白い!
いいね!
映画の面白さってこういう事。
時間軸が次々に変化していくものの、ストーリーは至ってコンパクトにまとめていて最後まで見飽きない。
特にシーン毎に繰り返される聖書の言葉がラストにカタルシスとなるのがまた良しです。
豪華キャスト陣を見事に調理したなぁ…と唸る一作でした。
当時から今なお第一線、一流で活躍している俳優女優ばかり。
サミュエルの目力はやはり来るものがありますね。
面白い作品でした。
Dead Nigger Storage
総合75点 ( ストーリー:70点|キャスト:80点|演出:80点|ビジュアル:70点|音楽:75点 )
俺の家の前に「ニガーの死体保管所(Dead Nigger Storage)」という看板が見えたか?何故それがなかったかわかるか?それはニガーの死体を預かるのは俺の仕事ではないからだ!
Jimmie: When you came pulling in here, did you notice a sign out in front of my house that said "Dead Nigger Storage"?
Jules: Jimmie, you know I ain't seen no...
Jimmie: Did you notice a sign out in front of my house that said "Dead Nigger Storage"?
Jules: No. I didn't.
Jimmie: You know WHY you didn't see that sign?
Jules: Why?
Jimmie: 'Cause it ain't there, 'cause storing dead niggers ain't my fucking business, that's why!
過って車内で撃ち殺してしまった黒人の死体を隠すために、近所に住むジミーの家に駆け込んだ殺し屋二人が、思いっきり迷惑顔のジミーに言われた台詞である。
世界中どこを探しても「ニガーの死体保管所」なんて場所も「ニガーの死体を預かる仕事」も存在するわけがないわけで、ニガーという黒人差別用語を連発しながらそれをあえて喋るジミーを演じるのはタランティーノ監督本人。こんなことを映画の中で言ってもいいのかと驚き呆れつつも笑ってしまう。この場面だけでもこの映画は観る価値がある。
だが最近観た日本語版のテレビ放送はこの台詞がずいぶんとまろやかに変えられていたのは残念で、ここは原版そのままの台詞を聞いてほしい。
作品には不幸になるものもそうではないものも賢く強いものもくだらない弱いものも登場するが、普通の人は出てこない。麻薬や同性愛や犯罪に禁忌も恐れずにむしろあえてそこに踏み込み、あちらこちらに皮肉が効いた台詞や行動や物語がある。例えば尻の穴の中で数年間過ごした時計のために命を張るものもいれば、そのためにお尻をほじくりかえされたり死ぬものもいる。それでお馬鹿な登場人物たちとお馬鹿なことに巻き込まれる登場人物たちを笑い飛ばす。冗談で作ったのか真剣にくだらないことを狙って作ったのかわからないが、演出と視点が独特で斬新だったし、これがタランティーノらしさというもの。
低迷していて忘れかけられていたトラボルタもこの作品で復活、若きころの彼の出世作「サタデーナイトフィーバー」とは異なる不良の大人の踊りを太い中年腹を揺らしながら見せる。
簡単に人を殺すと思いきや
いや、簡単に殺しますけども。
なんというか、トラボルタがツイスト踊るのがカッコよすぎて困ります。
トラボルタは苦手なタイプなんだけど。
もう、あのダンスだけで高評価になってしまう。
揺れたり、リズムとったりしてるだけなのに、セクシーとはこれいかに。
だんだん殺さなくなってくるのがまたいい。
屁理屈こきやがって、なところもありますが、屁理屈こいてでも殺さない方がいい。
あと、お尻の穴は優秀な隠し場所なんだなぁ、と再認識しました。
ユマ・サーマンがこんなに汚ないこともやってくれるのか、と驚きもした。
段取を考えて手配するだけのあの人が抜群にお気に入りですが、時計を届ける場面も大好きです。
変な魅力のある映画
もちろんはじめて見たのではない。
あんまり熱心に語ると馬鹿をみそうでもある。
それくらい映画を見ている人ならみんな見ている映画だろう。
ごちゃごちゃしていそうで、まとまっているし、断片、というか情報量は多いのにコンパクトだ。
実はなにも語っていない映画だと思うが、人間の行動心理はよく観察されていて、巻き起こる出来事の突飛さに相反して、各役の言動にはとても合点がいくものがある。
これがすごく大事で、自分がその立場になったとき、どうするか、どう動くか。そうは動かないだろう、なんでそこで逃げない、なんでそこでそんな言葉が出る等、へたな映画はだいたいそんな場面がてんこ盛りだったりする。それは目立たない地味な映画の下敷きみたいなもので、それが基本あって、その上で成り立つのがストーリーだったりすると思う。出来の良い下敷きに実は何も乗ってない映画、そんな歪さも魅力の一つなのかもしれない。
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