「ロバート・ショウのヘスラー役にはまる!」バルジ大作戦 ばうばうぺーたーさんの映画レビュー(感想・評価)
ロバート・ショウのヘスラー役にはまる!
「バルジ大作戦」は戦争映画として好きな映画のひとつだ。アメリカ軍もドイツ軍もほぼ同等の立場で描いていることも評価できる。キング・タイガーとM4シャーマン(一部代替あり)の本物が登場するのは何よりもの迫力だ。戦後まだ20年しかたっていなかったからこそ出来たことなのだろう。大量の爆薬を破裂させその土煙のなかに動く兵士の姿がある、なんてのも現代では考えられない危険な撮影だ。しかしまあ、みな万歳をして倒れてゆくのは当時のお約束だったのでしょう。感心はしませんが。
映画ではヘスラー大佐の名前で戦死しているが実際にドイツ機甲部隊を指揮していたのはラウフェルト大佐で、映画製作当時存命で、彼がこの映画の撮影に協力したことでよりリアリティを増したのだろう。
しかし、仕方がないとはいえ気になるのはピーカンの天気。冬の悪天候ゆえ英米軍の制空権が利用できないということで発動された作戦だったので、どうしても気になってしまうのだ。
面白く思うのはこの5年後に映画化された「パットン大戦車軍団」のパットン将軍との共通点だ。ヘスラーもパットンも騎士的な職業軍人であること。つまりは戦争がない世の中になれば無用の長物となる人物として描かれているのだ。
もしかしたら、この映画でのヘスラー像が「パットン大戦車軍団」のパットン将軍像に影響を与えたのではないか、と考えてみた。
度々すみません。!
M4シャーマンと勘違いされている車両はたぶんM4の車体を利用した自走砲と思います。!
たしかM50とかM40と言う車両と思います。
M24(チャフィー)は1944後半から配備されていましたので考証的には正しいです。!
この映画のヘスラー大佐は、ヨアヒムパイパーSS中佐をモデルにしていると思います。!
書籍「バルジの戦い」にもこの映画の事に触れていたので間違いないと思います。
ヨアヒムパイパーSS中佐は東部戦線のハリコフ戦で活躍した人です。
実際には大戦で生き残り戦後フランスで暗殺されました。
すみません。
あなた様の名誉を傷つけるつもりはありません。!
失礼します。!
初めまして。!
申し訳ありませんがご指摘させていただきます。!
この映画に登場する戦車の件ですが私は下記の戦車と認識しております。
ドイツティガーⅡ型→アメリカ製M'47
アメリカ軍→M24です。
M4シャーマンは出ていません。
後、ロバートショウ演ずるヘスラー大佐はヨアヒムパイパーSS中佐と認識しております。!
もし良かったら再確認して下さい。
失礼しました。