劇場公開日 1966年4月1日

「ドイツ軍はクリスマスにゃ帰らないぜ」バルジ大作戦 kossykossyさんの映画レビュー(感想・評価)

3.0ドイツ軍はクリスマスにゃ帰らないぜ

2018年10月30日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

 ヘスラー大佐(ショウ)の英語に全くドイツ人ぽくないことから、ちょっと違和感。ドイツ軍側と連合軍側が交互に描かれているのに、雰囲気が同じってのもいただけないなぁ。

 ドイツ軍はタイガー戦車団で橋を突破するのが作戦。へスターの作戦が見事に当たり、クリスマス気分に浸ろうとしていた連合軍を次々にやっつけてしまう。途中、フランス人の子供が大佐に向けて銃を放つシーンがあったり、捕虜の問題でチャールズ・ブロンソンが交渉する場面があったりと、大量の戦車団の迫力よりも心に残る。なんだか戦車マニア向けの映画のような・・・

 攻め落とされる間際。タイガー戦車の燃費の悪さから、ドイツ軍はガス欠になると読んだ米軍。戦車団同士の衝突もガソリンを消費させるため・・・通信網も混乱する中、最後に給油所を爆破することをよく思いついたもんだ。

kossy