パリところどころのレビュー・感想・評価
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パリが舞台なら幾らでも物語はできる。
新文芸坐で見せていて、思いがけず見に行った。特にゴダールとかヌーヴェル・ヴァーグとか意識せずに、昔のパリを舞台にした小話(フランス語の意味でのコント)集として見た。大学街の軽薄な学生、場末の新開地でイラつく夫婦、中心街の小心者の仕立て屋、下層の男と手練れの娼婦、職人肌の男に二股かける女、ブルジョワ家庭の子どもの憂鬱など、どれもフランス情緒いっぱいで、映画的手法の実験など特に意識せずとも楽しめる。
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アテネフランセで鑑賞。 色彩が美しく、登場人物たちも美しく、そして...
アテネフランセで鑑賞。
色彩が美しく、登場人物たちも美しく、そして全てが短編でテンポよく話が切り替わる。
何度でも見たい作品の集まりであった。
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