「感動です、胸一杯に余韻が広がります」巴里祭 あき240さんの映画レビュー(感想・評価)
感動です、胸一杯に余韻が広がります
原題は7月14日、つまり巴里祭の日です
パリ祭の名前は日本だけだそうで、日本での配給会社が本作の邦題をこう名付けたものが日本で定着したそうです
成る程見事な邦題です
当時の人々のセンスに脱帽です
その前日から物語は始まります
お話は挿入歌の歌詞の通りです
モーリス・ジョベールの有名すぎる名曲です
パリのあちこちの街角で
毎日太陽は照りつける
それぞれの運命の中で
恋の夢が花開かせる
アンナとジャンの恋の物語に、パリの市井の人々の暮らしが様々に登場し物語を彩ります
時にコメディぽく、時にシリアスに
パリの大空の下、90年近い昔のお話ながら、変わらず今もこれからも永遠の命のある物語が、今日もまた繰り広げられているのかも知れません
フランス映画の金字塔だけでなく、映画史全体の金字塔だと思います
Finの文字がでたとき、感動で快い涙がこぼれました
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