薔薇の名前のレビュー・感想・評価
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異端者
この映画は因縁深い。最初にレンタルビデオを借りてきたときには暇が無くて見れなかった。知らぬうちにまた借りてしまったが、悪魔のような電話がかかってきて再度見ることができなかった。3回目はテレビで途中で寝てしまった・・・
キリスト教はさっぱりわからない。ベネディクト派と言われてもなんのことやらさっぱりだ。ザビエルみたいに頭のてっぺんを剃り上げてるのがそうなのだろうか。異端がドルチーノ派。そしてサルバトーレのメイクアップ。シャーロック・ホームズみたいな性格のウィリアム。かなり面白いことは確か。
異端を忌み嫌う封建的な修道院とホモセクシャルな雰囲気。謎解きもまぁまぁ面白かった。
ヨーロッパの中世の勉強に
原作読みたい
いやー良かった。
この世界観でミステリーとか最高ですw
なんとなくバチカン奇跡調査官を思い出しました…
オチや動機はそこまでなのですが、そこまでの展開や当時の雰囲気が良くでていて、最後までしっかりと見ることができました。
原作読みたいな…
初恋
バラの美しい色彩、かぐわしい香り、花びらの質感、棘の鋭さ…。
五感で感じる個別のバラの存在を、誰も否定することはできない。バラという「言葉」と同時に、バラという「概念」が頭の中に作られた。
では、バラの「概念」は実在するのか。
オッカム(ショーン コネリー)は、「バラ」は名前に過ぎず、実在するのは個々のバラであるとして、「概念」の実在を否定する立場。
一方アドソは、晩年に師の教えに反し「概念」は実在するという立場に転向したという。
アドソの生涯で、ただ一人の恋人。
自らの肉体の感覚で実感した恋人。
恋人の「概念」の中にある、生命そのもの、甘美で切なく狂おしい感覚そのものは、時間の広がりの中で、実在として立ち現れるのかもしれない。
ストーリーも面白く、とても好きな一本。
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