劇場公開日 2023年4月7日

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「宗教の解釈に縛られすぎるのは如何なものか?だから宗教なのか・・・」薔薇の名前 Elton Shinさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0宗教の解釈に縛られすぎるのは如何なものか?だから宗教なのか・・・

2023年6月16日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

悲しい

興奮

難しい

見事な中世世界観、その中にショーン・コネリーをはじめとした俳優たちが溶け込んでいて、はらはら・ドキドキがすごい。
「信仰と狂信の差は紙一重」という言葉が鮮明に残っていて現代社会にも言える言葉だ。
ショーン・コネリーの存在感はもちろんだが弟子も他の信者も存在感のある印象に残る演技だった。
ストーリーも宗教題材ではあるが自分なりには理解できた。

少女が火あぶりの計から免れるところまでは自分の思うようなストーリーだったけれど最後の最後に再会を果したのに結果は残念なストーリーだった。(納得がいかない)
ショーン・コネリーは弟子アドソに一人の人を愛する尊さも教えるべきだった。
自分勝手な解釈で行くと「弟子アドソは少女をつれてどこかの村でひっそりと幸せに暮しました。チャン、チャン」である。
自分の描いたとおりに物語が進まなかったので1点減点してしまいました。自分の小ささに懺悔です。

♪エルトン シン