バッファロー'66のレビュー・感想・評価
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【溶ける】
バッファロー・ビルズのスーパーボウルでの一点差負けは、あまりにも有名で、伝説だ。
今年は、タンパベイ・バッカニアーズが、QBトム・ブレイディが移籍して来てすぐ、近年で最強と言われたグリーンベイ・パッカーズを接戦の末に破り、スーパーボウルでは、カンザスシティ・チーフスを難なく下した。
これは、バッファローと対極的な意味で伝説になるに違いない。
この「バッファロー’66」は、ビリーと、レイラと、ビリーの両親の食卓の場面の定点カメラを使った撮影など、小津安二郎的と言われたり、全体的に暗い色調の画面にビリーの赤いレザーブーツが妙に目立つような不思議な色彩感覚が印象的だったり、それは、すごく分かる。
でも、僕は、なんか初恋の相手と童貞を失くす時の、朝会った親の話は耳に入ってこないとか、誰かに話したいとか、落ち着きのない、そわそわした感じから、裸で抱き合ってゾクっとして、そして、…、溶け合うような感覚を覚える作品だと思っている。
僕は、初恋の人が相手ではなかったけれども、童貞を失くした相手はヴァージンだった。
そんなことも、そう感じた理由かもしれない。
こんなことを思うのは僕だけだと思うが、とにかく、この作品が大好きだ。
カルト的とか違うと思うのさ。
負け犬の巻き返し
ビリー、あなたは世界で一番優しい人よ。ハンサムだわ
いつもの如く予備知識が全く無く、ジャンルさえもわからない状態で鑑賞...
クリスティナ・リッチ
100%ギャロの満足映画
急に暗転してレイラにスポットライトが当たりKingCrimsonの「Moonchild」が流れる中でのお遊戯的な素振りが可愛らしいクリスティーナ・リッチのぽっちゃり加減が最高、不敵な笑みが印象的なストリッパーからの止めの一発はYesの「HeartoftheSunrise」で一気にテンションが上がる。
落ち目一直線だった頃のミッキー・ロークや「ビッグ・ウェンズデー」の印象しかないジャン=マイケル・ヴィンセント、カサヴェテス・ファミリーのベン・ギャザラにアンジェリカ・ヒューストンと渋いキャスト陣がギャロの思想や価値観に付き合わせられた100%ヴィンセント・ギャロが炸裂する本作。
とにかく主人公のビリー・ブラウンがイチイチ気持ち悪くて女々しくて自己中でイライラするし、薄着過ぎて観ていて寒くなるし序盤は半ケツだしマニュアル車を運転出来ないし、素っ気無い態度を取る割には相手にされたくて気を引こうとする寂しがり屋で見栄っ張りで殆どの周りの他人が面倒で離れてしまうタイプ!?
監督二作目の「ブラウン・バニー」も含めた本作の主人公はギャロ自身そのモノって断言しても良いだろうってな共感は一切出来ない。
でも何度観ても飽きないしギャロのセンスが好みで嫌いにはなれない寧ろチョットした傑作と褒めても良いだろう、最高な映画であるのは否めない!?
ヘンテコだけど、とびっきりのラブストーリー
初めて見たのは高校生のとき。何回見てもキュンとする大好きな映画です。
主人公のダメっぷりとヒロインの天使ぷりが最高!ビリーが部屋から出て行く時とラストのシーンは本当にキュンとします。
話のテンポはゆっくりだけど、後半がすごく良いです。冬になると見たくなる映画です。
サイテーな奴♡
入りが暴力的で負のイメージ
でもおしっこ我慢するのがおかしくて変だなとは思ったんだよね
…騙された(笑)
キレッキレの主人公 すべては自作自演の映画
両親に問題があったのだろうけど
主人公の過去が意外とチョロチョロ出てくると
しょーもなーな奴なのよね だけど
橋端に繊細で几帳面な神経質好青年な面に気づく
(特にベッドカバー)
過去のシーンを大胆なカットで見せるところも おっかしーんだな
相方になってしまった拉致された彼女は超絶かわいくて
どこもかしこもムチムチしてて こってりしたメイクも魅惑的
なんでこの子だまって言うなりになって付いていったのかも不明だけど
このクソ男にどこか優しさを見つけたのかな…
山場の復讐劇、ストリップ劇場からはサイケでサイコーヽ(^。^)ノ
こっからはあっという間(笑)
ホットココア&ハートのクッキーでラスト!
要するに、男は彼女が出来れば生きていける(*´з`)
どこのカットを切り取っても一枚の芸術写真のような綺麗な画
名作とはきいていたけど
ここまで名作とは。
どこのカットを切り取っても一枚の芸術写真のような綺麗な画になり
色彩音楽内容すべてが逸脱
DVDパッケージをみれば監督・脚本・主演・音楽すべての欄がヴィンセント・ギャロ
!?
普段は映画自体を評価したいのでその映画が作られた背景等はあんまりレビューしたくないのですが、こればっかりはやられました
使われてる英語も難しくないので吹き替え自重を推奨します
この映画につたない言葉による先入観をもってほしくないので
もうこのレビューを終わらせます
この映画と出会えた今日を生きてよかったと思います
アメリカ映画
監督 ヴィンセント・ギャロ
主演 ヴィンセント・ギャロ
クリスティーナ・リッチ
制作費 $1,500,000
公開日 1998年6月26日(米)
1999年7月3日(日)
精神障害で神経質な男前の男の話。 父親の歌のくだりが無意味で笑える...
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