「まともになろうとしたが、俺は弱かった」バッド・ルーテナント 刑事とドラッグとキリスト カズユキさんの映画レビュー(感想・評価)
まともになろうとしたが、俺は弱かった
クリックして本文を読む
こないだ鑑賞してきました🎬
ハーヴェイ・カイテル演じる薬物中毒・ギャンブル依存のLTという警官が、自分を襲った男二人を許そうとしているシスターの信心深さに触れて⋯。
かなり重たい内容でしたが、ハーヴェイ・カイテルの演技が光ってましたね🤔
教会で心情を吐露する場面は、魂がこもってます。
シスターの「彼らは私を愛していない。でも私は愛さねば」という台詞は信仰心がなければとても言えません。
最後のLTの選択、その後のラストシーン⋯因果は巡るということでしょうか。
ある意味リアルでした。
コメントする
トミーさんのコメント
2024年7月20日
共感ありがとうございます。
カイテルの逃がす選択は、どっちかと言えば“善人猶もて往生”の仏教的で理解しやすい気がしました。しかし、結局破滅からは逃れられず・・天国に行けるんだからとキリスト教の方が無慈悲な印象です。