「怪演とはこのこと」バッド・ルーテナント 刑事とドラッグとキリスト shantiさんの映画レビュー(感想・評価)

5.0怪演とはこのこと

2024年1月25日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

知的

幸せ

ハーヴェイ・カイテルの凄まじい演技力に圧倒される。ロクデモナイ刑事ではあっても、魂の一角には誤魔化すことが決して出来ない神聖な人間性がこびりついていて、それと向き合った時、心の底から慟哭する姿に完全に打ちのめされてしまった。粗野なギャングを演じるだけではなく、これほどまでに深い演技が出来る名優だったのだ。素晴らしい。久々に感銘を受けた。

shanti