「アレックスへの道標」if もしも‥‥ 万年 東一さんの映画レビュー(感想・評価)
アレックスへの道標
伝統的な寄宿学校を舞台に反乱分子としてのテロリズム、衝撃的な終盤も重く受け取れないコミカルさ、マルコム・マクダウェルの横柄な態度からの奇妙な笑みは、既にアレックス・デラージを完成させているキャラに思える、唸るキューブリック!?
72年のアメリカ映画『ソルジャー・ボーイ』やイギリスの少年院を描いた『SCUM/スカム』にコロンバイン高校銃乱射事件をモデルにした『エレファント』を思い出すが、深刻さよりも全体的に緩い雰囲気と説得力のない動機に幼さが、ここまでやらかす必要性は感じられないが、現実に起こりうる問題でもある、この時代に作られた重要性。
JAIHOにて鑑賞。
コメントする