バック・トゥ・ザ・フューチャーPART2のレビュー・感想・評価
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「1」よりもボリューミー
体感的には「1」よりもボリューミーに感じたが,実際には「1」が116分であるのに対して「2」の方が107分と9分だけ短い。それだけめまぐるしく展開するということか。
実際,内容的には2話分のストーリーが入っていると言えなくもない。
1つ目は2015年の未来の話。そしてもう1つは1985年の「現在」の話。
2015年の未来に行って自分の子どもの「問題」を解決し,1985年に戻ってめでたしめでたしと思ったら,未来でのとある出来事が伏線となって1985年が書き換えられてしまっていた・・・という,何とも複雑な展開が待っている。
時間というのは過去→現在→未来と一方通行のようなものだとイメージしている人は多いだろうが,タイムトラベルが可能になると未来での出来事が原因となって過去に影響を及ぼすこともありうるのだと思い知らされる。
そんな複雑な流れに若干混乱するが,1985年→2015年→1985年→1955年と異なる時代を行ったり来たりするドタバタ感が何とも楽しいのも事実。マーティやドクと一緒にタイムトラベルをしているような気分になる。
登場人物たちが随所で見せるオーバーアクションやコミカルな演技も健在。この手のギャグというか,いかにもアメリカ的な笑いの雰囲気が好きな自分にとっては,それもまたこのシリーズの楽しみである。
もうすぐ作品に描かれた2015年
総合70点 ( ストーリー:65点|キャスト:75点|演出:75点|ビジュアル:75点|音楽:70点 )
いまどきの自由を謳歌する若者と怪しげな科学者とがデロリアンで時間旅行して、変えられてしまった歴史を元に戻そうと活躍する。第二作もそんな人気の設定がそのまま引き継がれている。たいした内容でもないが前作に引き続いて軽快で楽しい娯楽作品になっている。
それにしても作品中に描かれた未来の2015年がもうすぐやってくるというのは不思議な気分だ。やはり車は空を飛んでいそうにない。
続編として完璧
本当に当初は続編作る気なかったの?ってくらい自然で完璧なストーリー。
シリーズものは1をピークに右肩下がりになってしまいがちですが、
BTTFはまるで最初から1つの作品だったような感じで、
それでいてこんなに上手く1の設定を使うのか、って予想の斜め上をいく期待以上の続編でした。
作り手が楽しんでいるのが伝わってきて1に引き続きBTTFワールドに魅了されました。
2ではあっちにいったりこっちにいったりでタイムスリップ物の醍醐味を堪能できます。デロリアン大活躍♪
1は過去だったから2はずっと未来なのかな?と思っていたらまさかのまた1955年!
1のスピンオフ的な作りがたまりません。
「おまけ」(にしては豪華すぎるけど)らしい裏話みたいな演出もファンには嬉しいサービスです。
同じ時代に同じ人(物)が2以上存在するから頭使いましたw
元々続編を作る予定はなかったということは1と被る部分も丁寧に撮り直してるということですよね。
使える部分は使ってましたが演者さんもスタッフさんも大変な手間隙だったと思います。
本当にお疲れ様とありがとうの気持ちでいっぱいになる作品です。
これで3と同時撮影だっていうんだから驚きです。
役者のみなさんは1人最低2役以上。
マイケルJフォックスに至っては女装まで!(可愛かったw)
特に当時20代半ばの役者さんが少年少女〜中年、老人まで演じてたのはホントに全部同じ人!?ってなるくらい差別化できてて、かといってコントになりすぎず視聴者冥利につきましたw
それとビフを演るのは本当に楽しそうw
2015年の未来の街設定の世界観も楽しくって良かったです。
一番はやっぱり空飛ぶスケボー(にマーティがアレンジしたもの)。
余すことなく各時代で活躍させてるのがさすがですよね。
というかマーティのスケボーシーンはどの時代も最高にわくわくします。
感化されたスケボー少年達の気持ちがすごくわかるw
もうすぐ現実でもその2015年ですがその頃どうなってるのでしょうか。
こういう近未来を描いた作品は実際に越すとそこまで進歩しなかったねっていうのが多いですが
電話はもう昔の人の想像を遥かに越えてますもんね。
新しいiPhoneなんて平成育ちの私が見ても「あんなこといいなできたらいいな」の世界です。
ここへきて光速より速いものを発見とか…。もしかしたらもしかするのかもしれません。
ただ私は例えそれが可能になってもタイムマシーンは反対派です。
なんだかんだ人生はどうあがいても一人一回というのがいいのです。
学者先生達が世界に貢献して素晴らしいのは重々承知な上で、医療の発達のしすぎもどうかと思ってしまうくらいなので
タイムマシーンはお話の中だけで楽しませてくれるものであり続けて欲しいなと思うのです。
2は2だけで完結しないのにも関わらず映画としてのクオリティは申し分なく、
本来3と別々にする予定じゃなかったなんて信じられないくらいのボリュームで大満足です。
2と3の間隔も半年と良心的なのもそのことを考慮してるからですよねきっと。
でも当時の人は待ちきれなかっただろうなあ。
続編のきっかけにもなったTO BE CONTINUEで終わらせる粋な演出にまたまた最後でわくわくさせられました。
ずっと疑問に思っています
PART 1で、犬のアインシュタインは、1分後にタイムスリップしました。
マーティとドクは、1分後に帰ってくるアインシュタインを待ち、結果、帰ってきた訳ですが、これが例えば、10年、20年後だとどうでしょう。
その場所に帰ってくるのは、待っているマーティとドクには、10年、20年後になりますね。
PART 2で疑問なのは、30年後にタイムスリップをしたマーティとドクですが、30年後の両者が存在している事です。
アインシュタインの例に倣えば、30年後の両者がいる事は矛盾しています。
両者は30年の時空を旅していたのですから、両者の関係者にすれば、失踪人が当時の若さのまま、帰ってきて大騒ぎになるでしょう。この疑問に他の答えがある方はおられますか?
作品自体は面白いのですが、先の部分だけ納得が出来ないのです。
映画至上最高のパート2
まさかの「to be continued…(つづく…)」で終わった前作。
ビデオリリース時に軽いジョークでつけた「つづく…」に全世界が熱狂し、リクエストに応えて本作(および次回作)が登場!!
監督曰く、「続編はあくまでおまけ」だそうですが、世界観を広げた部分はすごいです。
しかし、なんと言っても、映画至上空前絶後(!?)の、パート1のクライマックスを別の視点から本作で目撃すると言う、BTTFシリーズでしか成し遂げられないシーンが実現!!
そして、ラストに出た「to be concluded…(次回完結)」の演出も心憎い!!
現在、過去、未来。
シリーズ第2作。
前作のラストシーンから物語が始まります。
1985年からスタートして2015年、1985年、1955年・・・と現在・未来・過去を股にかけた冒険が繰り広げられます。街の様子や人物の変遷など、細かい部分の作り込みが凝っていて、ついつい、主人公よりもその周りに目が行ってしまいますね(笑)。
マイケル・J・フォックスが1人で何役もこなしていて、それも笑えます。
次の作品への繋ぎという意味合いがどうしても強くなってしまいますが、単体の作品として観ても面白いです。ただし、この作品単体では話は完結してませんが。
最後のシーンで現れるクレジット。『次回作にて完結』なんて、ニクイ演出です。
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